今年はどんな年になるのでしょう? |
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| ヨーロッパの財政破綻が回避できれば、それなりに落ち着くでしょう。
今年は沢山の国の大統領選があり、選挙まではどの国も自国の保護に傾くと思われます。
日本では震災復興の対策が景気刺激になり、昨年よりは景気が改善するでしょう。しかしながら円高はヨーロッパ市場の結果次第です。
何よりも消費税の法案が通るか 通らないかで大きく変わります。ただどちらになっても解散総選挙にはなるでしょう。さらにその結果次第となります。
多分どちらが勝っても、消費税10%にしないとそろそろ危ない気がします。面白いことに、もし財政破綻すれば一気に円安、国債金利は高騰し、有る意味貿易はし易くなります。
それはそれで良いのでしょうが、そうなったら大増税、福祉は切り捨て、年金支給額も激減になりかねません。それはそれで仕方ないことですが、出来れば今の内に財政再建、年金問題など解決しておく方が、犠牲者が少なくてソフトランディング出来ます。
ヨーロッパの問題が解決し、国債発行高が1000兆円を超える頃が、日本の国債金利の大転換の時期のような見通しです。さらに国民の預貯金の1400兆円を超せば、もう国債を引き受けるところは無くなります。あと2年以内が最後のチャンスです。
しかし年金問題、公務員給与の引き下げ、法人税の引き下げ、消費税10%などどの法案も通りそうに有りません。
どっちに転んでも、国内の企業の景気は良くなるでしょうが、企業の空洞化が進み、さらに人口が減り続けるので、普通の中小企業、ごく一般の個人の所得はもうそれほど増えることは無いでしょう。
ごく特殊な企業、特殊な技能等がなければ、収入は増える可能性は有りません。さらに貧富の差が開く可能性だって有ります。
TPP(環太平洋経済連携協定)も含め、全て上手く行って日本が頑張れば、また円高です。もう日本は成熟した社会になろうとしているのかも知れません。
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2012年1月4日(水)14:49 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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