Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



派遣社員の雇用契約を解除・・・大変な事に成ってます。

 沢山の企業で、請負、派遣社員の雇用契約を解除する動きが始まっています。

 元々派遣社員は給料が少なく、30才以上の男性社員でも月20万円を超す給料を貰っている人は少ないようです。蓄えも少ないため大変なことになっています。

 契約期間が残っていても、急に解雇通告を受けたりしています。更に自宅やアパートでなくて、会社の寮に入っている人は、早急に退所を言い渡されたりしているようです。

 アパート一つ借りるにも、契約、敷金、礼金、引っ越し費用まで入れると大変な出費となります。仕事を失って、次の仕事が見つかっていないのに出費では堪りません。

 ブラジル人などの外国人労働者は、真っ先に解雇されそうです。彼らは、元々給料が少なく、更に国民性からそれほど貯蓄していない人も沢山いますし、借金をして日本に来ている人達も居ます。解雇されたら一体どうするのでしょう。

 どうにも大変なことになっているようです。

 けれどもハローワークで聞いたところによれば、どんな仕事でも良いとなれば、何かの仕事はまだ有るようです。たとえば介護の仕事場では、依然人手不足です。一見きついようでも、身分は正社員です。

 政府も派遣法を無制限に拡大して、多くの職種に派遣を許しました。大変な失敗でした。正社員との賃金格差が増大し、働いても働いても楽になりません、ワーキングプアーです。
 挙げ句に不景気になると、一気に解雇です。派遣社員の中には、気楽だからと正社員に成らない人もいたようです。政府が早めに対策を立てないとどうにもならなくなります。

 企業にとっては、解雇しにくい正社員より派遣社員は便利です。今までの正社員の身分が保障されすぎている面もあります。特に公務員は無敵です。

 思うに正社員の給与体系を見直し、保証、企業負担を少し減らし、ヨーロッパなどで行われている、ワークシェアリングを考えないといけないでしょう。派遣は禁止し、給与は少なくなっても、みんな正社員にするのが良いでしょう。
 
 しかし実際にはヨーロッパでも厳しい仕事は、EUの中の貧しい国の出稼ぎ労働者や、身分保障も無いアフリカの人達が、担っているのです。

 将来を考えたとき、厳しい競争社会で、発展途上の安い労働賃金と競争し、貿易で勝ち残っていこうとする日本は、一体どうしたら良いのでしょう?



2008年12月5日(金)23:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 仕事の話 | 管理

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