Cat Schroedinger の 部屋
 
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和紙

 今日テレビを観ていたら、日本の和紙の素晴らしさが外国人にも浸透しているのに驚きました。

 CDに焼こうとも、マイクロフィルムに焼こうとも、更新しなければそれほど長くは持たないといわれています。現在の本は化学処理がしてあるため、100年持たないといわれています。最近そういった処理を行わない本も増えているそうです。
 それでも和紙には及びません。現に1000年以上前の和紙に墨で書かれたものが、いまだに健在です。

 少し前でしたが、お札についての特集もありました。日本では偽札が非常に少ないのです。外国で高額紙幣は、銀行以外では殆んど使えません。

 ヨーロッパで高額紙幣を出したところ、しげしげと見つめ、透かしたり触ったりした挙句、細かい紙幣を出せといわれました。実話です。(笑)
 大きな紙幣は偽札が多いから、小額の買い物には絶対といっていいほど使えません。基本的にはカード社会です。国内では500円くらいの買い物をして、10000円札を出しても、調べられたことはありません。

 アメリカドルの偽札が、北朝鮮で作られていると問題にもなりました。ところが日本の偽札は殆んど有りませんし、すぐに捕まります。

 実は印刷技術もさることながら、一番の強みはその紙質にあります。日本のお札は和紙を使って良いるのです。ミツマタ(三椏)から作られ、その木からして管理されています。どんなにがんばって偽札を作ろうとしても、紙が違いますから、手触りですぐにばれてしまいます。
 さらに透かしの技術も世界一だそうです。透かし技術は(黒透きというそうですが)特別に保護され、お札以外には使えないように規制されています。
 外国の紙幣はすぐに破けたり、つるつるだったり、まるでコピー用紙のようです。

 だから日本は、新札にするサイクルが異常に長い国としても有名です。国民も造幣局も、安心しきっています。外国は偽札防止のため、早いサイクルで交換されます。
 きちんとしたお店では、おつりを新札でくれます。これも外国人には不思議だそうです。新札は偽札が多いので警戒するそうです。

 ベテラン銀行員に聞いても、生涯で偽札にあたったという人を聴いたことが無いそうです。外国紙幣を持ち込まれて(殆んどドルだそうですが)偽札だったことは結構あるそうです。

 私も一度も偽札には出会ったことがありません。でも偽硬貨は一度だけあります。何かのおつりにもらった中に、一枚だけ外国のコインが入っていたことがあります。不謹慎ですが、生涯で一度くらい日本の偽札に出会ってみたいと思っているくらいです。



2008年3月15日(土)02:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

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