Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



不都合な真実

不都合な真実
AN INCONVENIENT TRUTH,

内容
 地球は人類にとって、ただひとつの故郷。その地球が、今、最大の危機に瀕している。キリマンジャロの雪は解け、北極の氷は薄くなり、各地にハリケーンや台風などの災害がもたらされる。こうした異変はすべて地球の温暖化が原因といわれる。年々、上がり続ける気温のせいで、地球体系が激変し、植物や動物たちは絶滅の危機にさらされる……。傷ついた地球を救うため、一体、今の私たちに何ができるのだろう?

 多くの政治家たちが耳を貸そうとしない“不都合な真実”。しかし、私たちが日々の暮らしの中で小さな努力を重ねることで、地球を変えていける、とゴアは訴える。それぞれの問題は日常生活の中でつながっており、車の排気ガスを減らしたり、自然エネルギーを取り入れることで、事態は確実に改善されていく。地球の未来を信じているからこそ、立ち上がった孤高のサムライ。「不都合な真実」はそんな男の勇気と希望に満ちた闘いを温かい視点で見せる異色作だ。

感想
 一番驚いたのは、アル・ゴアの講演が上手なこと。とにかく話が上手です。演説だけで大統領になれるわけではないのでしょうが、何でブッシュに負けたのか不思議です。

 とてもまじめな映画で、内容については知っていることが多かったのですが、講演の最後にゴアが話した、「真実と作り事を区別することが大事であること」「正確な関係と誤解を区別すること」
「警告が正確で、科学に基づいた物であれば、我々人類は、どの国に住んでいようと、その警告に耳を傾け、行動すべきなのです。」
この言葉には感動しました。

 正確な警告とは・・・
 過去10年間の地球温暖化が深刻な問題であることに対する、反対を唱えた論文は実際には殆ど無いのだそうです。科学者の間に意見の相違があると言う誤解は、ある少数のグループによって、意図的に作られた物だそうです。反対意見も沢山あるように、あるいは意見の相違があるような報道がされています。

 実際私達もそう感じていました。しかし巧みなマスコミ操作なのでした。科学者の発見は、不都合な真実として、迫害を受けているのです。

 この映画の素晴らしさの一つに、ややもすると、悲観論が先行しがちですが、とても前向きに解決しようとしていることがあります。矢っ張りアカデミー賞受賞作品です。素晴らしい~~~






2007年3月9日(金)23:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

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