Cat Schroedinger の 部屋
 
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Blu-ray と、HD DVD

 先日ハイビジョンカメラで撮影した映像が、DVDになって送られてきました。DVDですからハイビジョンではなくて普通の映像でしたが、アマチュア用のビデオカメラにしては、驚くほど綺麗な画像でした。

 映像は正直で、これからは全てがハイビジョンに成っていくだろうと確信しました。ハイビジョンで撮影したテープを、そのままハイビジョンテレビで観ると、もうこれは普通の放送の映像を超しています。

 最近ハイビジョンビデオも、テープ録画、HD、ミニブルーレイDVD、SDカードと揃ってきました。ところが肝心のDVDに取って代わるハイビジョン用のDVDの規格が2種類です。

 Blu-ray 方式と、HD DVD 方式の2種類があります。容量など性能はBlu-rayの方がやや上回りますが、製造単価、従来のDVDとの互換性などは、HD DVDが上回ります。

 Blu-ray 陣営は ソニー、パナソニック、シャープ、日立、パイオニア、サムスン、アップルです。
 HD DVD 陣営は 東芝、 NEC、 サンヨー、 マイクロソフトです。

 初めはソニー、パナソニック相手では、東芝はとても勝ち目がないと思われました。そこへマイクロソフトが入って急に複雑になりました。

 ソフトの方は 
 Blu-rayは ウォルト・ディズニー、20世紀フォックス、ソニー・ピクチャーズエンターテイメント
 HD DVDは ユニバーサル・ピクチャーズだけです。

 パラマウントピクチャーズ / ワーナーブラザーズは両方のようで様子見です。

 HD DVDは東芝が主導で推し進めていましたが、陣営内のNECは両方とも再生できる装置の開発に成功しました。
 ここに来て遂に究極の機種の登場です。次世代ハイビジョンの再生は両方出来る機種になりそうです。録画方式はどちらかになることはなく、当分並列すると思われます。しかしソフトの多さや、販売力の違いから少なくとも一般家庭の録画器はBlu-ray が有力となるでしょう。

 PC領域ではある程度 HD DVDが奮闘するかも知れません。しかしPCに保存用として使おうにも50ギガなんて、あまりの容量の大きさに、映像以外使い道がありません。文章なんて一生書いていてもディスク1枚掛けません。ですから映像関係の映画会社を押さえている方が圧倒的に有利です。
 個人的な予測ですが、多分Blu-rayの勝利になるような気がします。

 今一番気になる物の一つです。どちらの陣営も少しでも有利に事を運ぼうとして、不完全で高い物を売り出しています。ソニーは赤字覚悟で、Blu-ray 再生機の着いたPSを売りに出しています。多分Blu-rayの勝利でしょうが、NECのコンパチブルが出るまで、今しばらく様子見です。



2006年12月22日(金)23:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

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