Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



囲碁名人戦 第7局

名人の初防衛か、挑戦者の逆転か? 

 張栩(ちょう・う)名人(25)が3連勝した後、挑戦者の小林覚九段(46)が3連勝して追いついた、第30期囲碁名人戦七番勝負最終戦が、今日から始まりました。明日には決着します。とても興味があって、毎回観戦、並べて勉強していましたが、今回は本との勝負です。
 
 囲碁の七番勝負で、一方の3連勝後、もう一方が巻き返して最終局が打たれたのは過去6回。5回目まではすべて、追い上げる側が勝利していました。追い上げる方はやはり勢いと、一度諦めた潔さというのが、好結果を出すようです。追い上げられた方は、あと一勝すればの焦りと、負けるたびに、タイトルを失う怖さが増してきて、この業界で言う「震える」という、いわゆる勝っているのに、消極的になりすぎ、守りに入りすぎて、駄目になるのでしょう。
 
 しかし昨年、棋聖戦で羽根直樹挑戦者が3連勝3連敗後に勝利。「3連勝後に3連敗したら勝てない」という囲碁界のジンクスを破りました。 もちろん心理的には、挑戦者有利なことは変わらないでしょう。

 所が、解説にもありましたが、黒67は疑問で、白70に対して、さらに黒71と行ったので、名人得意な形になったような気がします。我々素人は、途中から方針変更はしょっちゅうで、私なら何の疑問も無く、黒72と受けるでしょうが、これくらいのレベルになると、一度疑問手を打つと、途中から変更することなく、必ずその手の顔を立てるように打つものらしい。プロになるような人は、弱い頃からでも絶対そういった方針転換はしないものらしい。またそうしないと、強くもならないし、勝てないものらしい。ぜんぜん解らない世界の話です。

 名人が有利そうに見えますが、こういった大一番は、得てして序盤の優勢は、震えて結局駄目になることが多く・・・最後は神経の強い方の勝ちになりますね~~~~

 明日が楽しみです。゜ワク。(‘-‘。)(。’-‘)。ワク



2005年11月9日(水)23:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

コメントを書く
題 名
内 容
投稿者
URL
メール
添付画像
オプション
スマイル文字の自動変換
プレビュー

確認コード    
画像と同じ内容を半角英数字で入力してください。
読みにくい場合はページをリロードしてください。
         
コメントはありません。


(1/1ページ)