飛び鉋(かんな) |
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| 昨日話に出た、飛び鉋模様の湯飲みです。 これは乾ききらない粘土のときに、鉋を軽く当てますと、鉋が飛び飛びになって、小さい鉋の傷跡が連続してつきます。技術的にはそれほど難しくはありませんが、粘土の乾き具合が大事です。
陶芸をやっていると、家の中は焼き物だらけです。知り合いが来たりして、「頂けるならどれでもいいです。」と言いながら、結構素人でも目は確かで、必ず一番いいものを持っていきます。ですから残っているものはさらに駄作ばっかりになります。作った本人にとっては捨てがたく、ガラクタの山です。
ですから人の作品は決して買いません!いつか作ってやろうと思います。この湯飲みもお土産に頂いたものです。
写真をクリックすると大きくなります。口元と、腰の部分の茶色の飛び飛び模様が、飛び鉋です。触ると少し凹んでいます。詳しく言いますと、茶色の土に白い化粧土を掛けて、鉋で削るので、表面の白い化粧土が取れて、地肌の茶色が見えるわけです。
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2005年9月27日(火)00:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
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