Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



明かり

  今日NHKのニュースを見ていたら。インドでソーラーランプが人気だそうです。インド製で、出来るだけ安く販売することを目指しているそうです。

  太陽光発電パネルとランプだけのものです。これを昼間充電し、夜は10時間くらい明かりが取れるものだそうです。一台4000円くらいで電気の無い村に販売しているそうで、もう何万台と売れているそうです。お金の無い人には月々250円くらいの月賦販売もしているし、無料で電気の無い村に、街灯として寄付しているそうです。

  ランプでは火事になったり、暗くて夜は寝るだけだったのに、子供は勉強できるし、内職も出来るし、持ち運びできるから、夜中の家畜の出産にも対処できるし、良い事ずくめだそうです。

  製品は取り立てて言うほどの物ではないのですが、素晴らしいと思いました。政府の経済援助などもこういった方面のことが一番とさえ思えました。環境にもやさしいし、アフリカなどでは、まず一番に子供の教育です。あまりにも教育が無いためせっかく植えた芋を、おなかが空くと掘り出して食べてしまうような国にはまず教育です。

 江戸時代は明かりはとても高く、蝋燭などはとてもとても庶民の使うものではありませんでした。庶民は明かりといえば、行灯でした。油を皿に注ぎ芯をつけて、それに火をつけるのでした。その油も種類があって、高級品は菜種油でしたが、貧乏な家では、魚油でした。臭いもひどく、煤もいっぱい出ました。実際に見たことがありますが、豆電球くらいの明るさです。よほどでないと本などは読めません。老眼になったら隠居するのは字が読めないことも大きな要因でした。勉強していると油がもったいないからと叱られたのはそういったことからでした。

 明るい夜の部屋、貧しい国の人たちに明かりを!インドの子供たちがあの大きな目を輝かせて、勉強している映像は感動的でした。暗いニュースが多いこのごろ、久し振りに良いニュースでした。



2005年8月24日(水)23:33 | トラックバック(0) | コメント(2) | 今日の出来事 | 管理

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コメント

 1: 私もアノニュースを見て感動しました

確かにアフリカでは有用でしょうと思います。実は我が家の屋上に電気が引いてないので太陽光発電ランプが欲しくて探したのですがこのインドのランプのような品はなかなか見つけることができません。もっとどこでも買えるようになれば省エネにもなるしよいのにと思うこのごろです。

 by 安藤 | Mail | 2005年9月22日(木)00:22

 2: Re. 安藤様

コメントありがとうございました。

 日本でも似たような物はありますが、あのように携帯もできて、普通のランプにもなるような、手軽には出来てないようです。
 やはり需要の問題でしょうね!

 低開発国では、実に有用なものと思いました。昼間は子供も仕事です。夜勉強できることは素晴らしい。なんといっても教育だと信じております。


 by CatSchroedinger | Mail | HP | 2005年9月22日(木)00:46


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