Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



2021年8月23日を表示

永平寺 その2

 静岡県西部は曹洞宗のお寺が多く、知り合いもいます。お寺は宗教法人であり、跡継ぎが居ないとお寺を出なければなりません。

 お寺を継ぐには曹洞宗のお寺で修行することが必須です。女性でも可能ですが、男の子が居ないと養子をもらいます。資格が無い場合結婚してから修行することになります。

 近所でもお子さんが女性ばかりで、格上のお寺の長男が養子に来て揉めたとか、男の子が生まれたら檀家が大喜びとか、いろんな話を聞いています。

 掃除の行き届いた階段は荘厳な気配を感じます。

 永平寺は修行のお寺の中でも一番厳しい代わりに、資格は短期間で得られるそうです。殆どの人が修行を受けるとそれなりになるようです。

 一種のマインドコントロールのような面もあるようです。



 食堂、厨房もあり全て自分たちで賄っています。質素な精進料理で、以前は身体を悪くする人も居たほどです。

 



 鐘撞き堂も有名です。中はかなり自由に見学できて、禅宗の雰囲気を知ることが出来ました。

 この辺りは蕎麦がが名物で、門前の店で蕎麦を食べ今日の宿山代温泉「瑠璃光」に向かいました。

 



 ホテル「瑠璃光」はとても大きなホテルでしたが、宿泊客は3割程度でした。

 夜一向一揆の太鼓ショーがありました。一揆のため顔を隠すため面を付けて太鼓を叩いたのが始まりだそうです。

 迫力満点で不気味な感じでした。食事も良くて満足でした。

 明日は友人の希望で東尋坊です。



2021年8月23日(月)18:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

永平寺 その1

 今日は福井駅に向かい、「えちぜん鉄道」で永平寺に向かいました。

 1989年の映画「ファンシイダンス」のモデルになった所で以前から行きたいと思っていました。
 
 実際の撮影は金沢市郊外にある大乗寺というお寺で撮影が行われたそうです。曹洞宗の古刹で、正応2年(1289年)または正応4年(1291年)の開山と伝えられています。

 永平寺口駅から更にバスで、永平寺に向かいます。永平寺の門前町はお土産屋さんが建ち並びますが、参拝者は少なくてヒッソリしていました。

 



 参道は木々がうっそうと茂り、良い雰囲気です。


 初めに若い修行僧の方からガイダンスがありました。門前のお店屋さんの人に聞いたら、「ファンシーダンス」の映画は観たことが無いとのことでしたが、この若い修行僧の方はよく知っていました。

 もちろん映画と違って、修行は厳しく未だに脚気になる人もあるそうですが、以前よりは改善されているそうです。



 この門は館主以外は、修行僧が入山する時と、下山する時の2回しか通れない門です。

 なんだか格調高さを感じました。

 



 座禅を組む部屋の前の廊下です。TV等でもよく紹介されています。

 この寺の掃除は有名で、廊下は塵一つどころか、ピカピカです。



2021年8月23日(月)10:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理


(1/1ページ)