黒崎砲台跡・猿岩 |
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| 壱岐には多くの砲台跡があります。壱岐要塞(いきようさい)は、対馬要塞と共に対馬海峡の防備のため設置された大日本帝国陸軍の要塞です。
対馬海峡、壱岐海峡の防備のため1924年10月から工事が開始され、1938年12月までに全ての砲台が竣工しました。
1922年ワシントン軍縮会議で当時建造中の「戦艦土佐」が廃艦となりましたが、その主砲がこの黒崎に設置されました。
かなり深くて大きな物です。
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| 黒崎砲台跡の直ぐ近くに、猿の顔にそっくりの岩があります。
高さ45mの玄武岩の断崖に孤立して立っています。
各地に沢山の名前が付いた岩がありますが、言われてみればという物もありますが、この猿岩はかなり猿です。
右側の湯の本湾に面して「湯ノ本温泉」があり、湾内には小さな手長島があります。
少し北に進むと蒙古襲来上陸地があり、文永の役の「新城(しんじょう)神社」は島の中央の新城古戦場にあります。弘安の役の「壱岐神社」は島の南芦辺フェリー港にあります。
700年以上前の元寇がこの島ではそのまま受け継がれていることに驚き、戦争の悲惨さが身に染みました。
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2022年6月6日(月)13:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理
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