矢切の渡し |
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寅さん記念館から江戸川の堤に出ると、北に金町上水場の取水塔が見えます。映画にもよく出てくる風景です。
江戸川の向かいが千葉県下矢切です。下矢切の西連寺の境内には「野菊の墓文学碑」があります。
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看板があるだけで何も無い質素な船着き場で、本当に此処で良いのか迷いました。
川面を渡る風が幾分暑さを和らげます。
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木陰で待っていると、向かいから船が出るのが見えました。
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船は少し周遊しているようでしたが、到着しました。片道200円で、往復400円です。
往復だと向こう岸に着けないで、周遊してくれます。切符も何もありません、船頭さんに400円渡すだけです。
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走り出すと流石に涼しくて快適でした。
船頭さんの説明だと、「矢切の渡し」は、江戸時代初期、地元民専用に耕作や対岸の農地への移動手段として使われていたそうです。江戸への出入りは厳しい規制がありましたが、江戸川の両岸に田畑をもつ農民は自由に行き来できました。
伊藤左千夫の「野菊の墓」の舞台となり、 ヒット曲「矢切の渡し」等で有名になりました。唄と違って10時00分~16時00分の運行です。夜は運行していません。
船を下りるとものすごい暑さの中を、来た道を徒歩で柴又まで帰りました。
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Jun.29.2022(Wed)13:11 | Trackback(0) | Comment(0) | 気紛れ写真 | Admin
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