あらたまの湯 |
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| 今日は足を伸ばして浜北の「あらたまの湯」に行きました。
説明には あらたまの湯の「あらたま」の名称は、古くからこの地方があらたま(麁玉)と呼ばれていることによるものです。
藤原宮(飛鳥時代)跡や平城京(奈良時代)跡から出土した木簡に「荒玉(あらたま)」と書かれたものが見られるほか、続日本紀(しょくにほんぎ)によれば、現在の天竜川も麁玉河(荒玉河)と呼ばれていたとの記述があります。
万葉集にもあらたまが歌われています。浜北に関する歌は4首有ります。
あらたまの 伎倍の林に 汝を立てて 行きかつましじ 寝を先立たね (巻十四-3353)
大意: 麁玉(あらたま)の伎倍(きべ/この地方の名前 )の林にお前を立たせて(待たせながら)、今夜は行けそうにもありません。 先に寝てください。
わが妻は いたく恋ひらし 飲む水に 影さへ見えて 世に忘られず (巻二十-4322)
大意: 私の妻はひどく私を恋い慕っているらしい。 飲む水に妻の面影さえ映ってきて、どうしても忘れることができない。
伎倍人の斑衾(まだら‐ぶすま)に 綿さはだ 入りなましもの妹が小床に (巻十四-3354)
大意: 伎倍人(きべ/この地方の名前)のまだらに染められた夜具に綿がたくさん入っているように、自分も入ればよかったのに。妹の寝床に。
磯の上に 生ふる馬酔木を 手折らめど 見すべき君が ありと言はなくに (巻二-166)
大意: 磯のほとりに生えているあしびを折りたいが見せるべき相手のあなたがいるわけではないのに。
広々とした森林の中にある温泉です。
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| 少し都会的で、てすっきりした感じの入り口。
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| 外と違って中は田舎っぽくひなびた感じでした。
お風呂は綺麗で、お湯もナトリウム-炭酸水素塩泉(旧名 重曹泉)で上質でした。美肌の湯だそうです。
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| 食事所は綺麗で好感が持てました。
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| 森林公園にあり、はままつフルーツパーク時之栖も近くです。
夕方の浜名湖を通りました。
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2021年4月12日(月)21:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理
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