静岡陶芸美術館 その2 |
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| 1955年に「陶芸」で初めて重要無形文化財保持者に認定された、荒川豊三、石黒宗麿、富本憲吉、浜田正二から2017年認定の福島善三まで37人すべての作品が展示されているので壮観でした。
これは富本憲吉の絵皿です。説明にあるように「模様より模様を造らず」と古典的な模様や、先人の模様を取り入れませんでした。
日本画では特に狩野派は先代の模写から入るのが普通でした。そのため日本絵画は定型化してい。
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| 備前中興の祖である金重陶陽の作品です。現在の備前焼を復活させました。
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| 金重陶陽の弟子である藤原啓の作品です。備前焼きを発展進化させました。
典型的な形から新しいジャンルを作りました。
重要無形文化財保持者は陶芸の中では備前焼が一番多く輩出しています。
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| 萩焼と言えばこれ三輪休雪です。
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| 鈴木蔵は美濃焼の中でも志野焼です。
志野焼は登り窯が出来る前の穴窯の時代の作品が名品です。
現在でも加藤孝造のように穴窯で作っている方と、ガス窯で作っている方が有ります。
穴窯は偶然性が強く、ガス窯の方が技術的には大変です。
隣の陶芸教室を覗いたら、偶然にも館長の「植松弘行」さんにお会いしました。本業は建設業で、趣味で焼き物を収集し、美術館を作り、作陶だけでなく教室も持っておられます。
陶芸談議に花が咲きました。
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2021年1月15日(金)13:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
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