大伴家持 |
|
| 菊川市の「花筏 陶美庵」へ屋久島旅行の時買った屋久杉の林檎を見せに行きました。
陶美庵の御主人は、陶器の販売、展示などが本業ですが、木工製品を作っておられ万華鏡も制作されています。
今は現在木製の湯飲みなどを作っておられました。陶器、木工など色々話しました。
帰りに素晴らしい新年の葉書を頂きました。
金箔の中に「あたらしき としのはじめの はつはるの きょうふるゆきの いやしけよごと」と書いてあります。
原文は「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいや重け吉事」で、
現代語訳は「新年を迎え、初春も迎えた今日、降る雪のように良い事もたくさん積もれよ」というところです。
作者は万葉集を編纂した大伴家持(おおとものやかもち)です。
万葉集二十巻の最後の歌です。
| |
| 小さな屋久杉の林檎ですが、重さに驚かれていました。木工旋盤で作るのはそれほどではないけれど、木目の美しさを出すのが難しいそうです。
別に屋久杉で作らなくてもいいし、そのまま真似することも無いけれど、 陶美庵の御主人はちゃんと屋久杉の原木も持っておられました。
| |
|
2021年1月9日(土)19:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理
|