Cat Schroedinger の 部屋
 
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鈴木青宵(すずきせいしょう)作陶展

 鈴木青宵(すずきせいしょう)作陶展のお知らせの葉書が来ました。

 鈴木さんは天竜で「直透窯」という工房を持たれて、志都呂焼を焼いておられます。

 作品展は2020年7月22日から26日まで、菊川市下平川の「陶美庵・花いかだ」で開催されます。

 
 
 「陶美庵・花いかだ」の御主人は以前からの知り合いでしたが、お店が変わったので疎遠になっていました。

 久しぶりに訪問しましたところ、最近は茶道をする人が減り、茶道具の焼き物などは売れ行きがさっぱりだそうです。

 以前は備前焼の作家さんの物をよく扱っておられました。その作家さんも今は作陶をお辞めになったそうです。

 「花いかだ」さんで轆轤実演があったとき、素人参加ということで触ったことがあります。少しは出来るようだと言って、私が回している土に水をビシャビシャと掛けました。

 「崩れると思うでしょう、所がこれくらいの水を使っても崩れないんだから!」と言われました。

 つまり土に粘りがあり、普通より沢山の水を使っても崩れない凄い土なのでした。沢山の水を使えるなら、軽い力で薄く作れ、楽に伸ばせます。

 轆轤の技術以上にプロは使っている土が違うと、思ったことがありました。

 陶芸をやっていたので、作品を買うことは殆ど無くてあまり良いお客さんではありませんでしたが、昔の話に花が咲きました。



 志都呂焼は小堀遠州の「遠州七窯」の一つで、特に茶壷、茶入れが有名です。

 七窯とは志戸呂焼(遠江:遠州)、膳所焼(近江)、朝日焼(山城)、赤膚焼(大和)、古曽部焼(摂津)、上野焼(豊前)、高取焼(筑前)あるいは伊賀焼を入れる場合もあります。
 



2020年7月4日(土)12:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理

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