これからは調節池だ! |
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| 今回の水害で神田川の調節池である環七下の貯水施設が大いに効果を上げました。
堤防を高く丈夫にすることも大事ですが、日本の雨は一気に増えあっという間に流れていきます。ヨーロッパなどの1カ月も洪水したままなどのことはありません。
いくら堤防を丈夫にしても、また弱い所から決壊します。江戸時代のように調節池を作るのが効果的なのは、今度の環七下の貯水施設の威力で証明されました。
河川敷も一種の調節池です。ダムは雨の前に出来る限り放水しておけばかなりの効果があるのですが、もし雨が少なかったら途端に水不足となります。ダムは治水のためだけでなく貯水、給水の両方を持たされているので結局あまり役に立たないことが証明されました。
東京では今から調節池を作ることは不可能です。多摩川、荒川の脇に、今掘っている外環道のように大深度のトンネルを掘って貯水施設を作るのが一番かと思っています。
新しい道路、オリンピックなど費用に対して効果が解りやすいものは費用がかけられますが、下水道、電柱の地下化、調整池などは効果が見えにくく政治家としては手が付けにくい分野だと聞いたことがあります。
今回の災害から国家的なプロジェクトとして、調節池を推進するように出来ると良いのですが。
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2019年10月17日(木)13:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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