Cat Schroedinger の 部屋
 
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スペイン旅行記 5月3日 グラナダ アルハンブラ宮殿 その2

  イベリア半島ではイスラム派は殆ど領土を失っていましたが、このグラナダはシエラネバダ山脈に守られ、また巧妙な外交政策で1492年無血開城まで存続しました。
 奇しくもコロンブスがアメリカ大陸を発見した年です。



 夏の離宮ヘネラリフェの定番の中庭


 アンダルシアの街が見下ろせます。


 レコンキスタは718年から1492年まで長きにわたった活動です。しかしキリスト教国家と、イスラム国家の単純な戦いではなく、キリスト教国家間でも、イスラム国家間でも内紛が続き、群雄割拠し相手が弱ると攻撃し、イスラム国家なのに内紛に勝つため、キリスト教国家と取引したりと、単なる宗教対立では無かったようです。

 カスティーリャのイザベルとアラゴンのフェルナンドが結婚し、イスパニア王国が出来て国がまとまり、さらにイザベルが敬虔なキリスト教信者だったこともありグラナダ攻撃に成功しました。

 幸い無血開城となりグラナダは破壊されることもなく保存されましたが、18世紀カルロス5世が噴水や、カルロス5世のカルロス5世宮殿の建設が始まり、、モスクは教会へ変えられ、礼拝堂や修道院が建築されました。

 このカルロス5世の宮殿は外は矩形、中は円形の変わった建物ですが、完成することなく今に続いています。

 アルハンブラ宮殿見学を終えて、グラナダからマドリッドまでバスで長距離の移動です。



2018年5月3日(木)12:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

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