スペイン旅行記 5月3日 グラナダ アルハンブラ宮殿 その1 |
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| 宿泊したホテルは宮殿の隣ですが、近すぎて宮殿が全く見られないという場所でした。
アルハンブラ宮殿は作りが脆く最近は入場制限をしており、今回の旅行も直前まで入場切符が手に入るか決まりませんでした。申し込んだ方の中には、入れないのなら旅行をキャンセルしようと思っていた方もありました。
アルハンブラ宮殿は長い歴史の中で、作られていきました。
8世紀まで西ゴート王国の支配であったイベリア半島に、711年、ウマイヤ朝が攻め込んで、あっという間にイスラム支配となりました。
最初に栄えた後ウマイヤ朝はグラナダに要塞を作りました。これがアルハンブラ宮殿の中で一番古いアルカサバです。
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| 12世紀まではキリスト教派とイスラム派は互角でしたが、十字軍も加わりイスラム派は衰退していきます。しかし1230年頃からイスラムのナスル朝を建国し、グラナダに遷都しその後宮殿を拡張していきました。
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| 王宮の中庭のライオンの噴水です。イスラムでは人や、動物の彫像は禁止されていますが、キリスト教の影響を受けライオンが作られました。
モザイクはすごくても動物の彫像は苦手で、とてもライオンには見えません。(笑)
ふと落語の「ねずみ」の話を思い出しました。左甚五郎が落ちぶれた宿で、木彫りのねずみを作ったら、木彫りなのにちょろちょろ動くので、宿屋は大繁盛。対抗して向かいの宿屋が虎の木彫りを置きました。
するとねずみはぴたっと動かなくなり、甚五郎が再び訪れてねずみに聞いたら、 「えっつ、虎だったのですか、ねこかと思った。」
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| 装飾がすごくて驚きます。壁などは粘土が柔らかいうちに、判子のような物を押して模様を付けたようです。
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2018年5月3日(木)09:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理
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