競馬中継 |
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| ラジオ聞いていたら、ビデオを見て競馬中継する試みをベテランアナウンサーがやってのけました。 台本も何も無く、映像を見るだけで、ぶっつけ本番で放送しました。あまりの見事さに絶句。
番組の普通のアナウンサーが、同じビデオを見て中継を行いましたが、しどろもどろでした。
ベテラン専門アナウンサー曰く、何も考えないで見たままを放送していくのだそうです。才能、努力もあるけれど、慣れとは恐ろしいものです。
実際の放送では、ほとんど画面を見ることなく、双眼鏡を見て話すそうです。もちろんゼッケンと馬の名前は表から見るようです。
カメラも向こう正面では、先頭から最後尾まで放送に合わせてカメラを向けて、第3コーナーでは必ず先頭にカメラを向けるという約束事があるそうです。
TVが発達してからそれほどアナウンサーの技術は無くても済むようになりました。ラジオではなんといってもアナウンサー次第です。中でも競馬中継は最高に難しいものの一つでしょう。
同様に視聴者のほうも、ラジオから場面を想像する能力が落ちてきているように思います。
小説から場面を読み取ることは、時代小説等ではかなりの知識が必要です。漫画ならいとも簡単です。
落語も噺から場面、人物を想像するには、聞く方の力量も必要になってきています。
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2018年7月30日(月)23:49 | トラックバック(0) | コメント(0) | 仕事の話 | 管理
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