不来方城 |
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夕方に盛岡市に到着。急いでチェックインしてすぐさま盛岡城、別名不来方(こずかた)城へ行きました。
石垣以外に何もないと聞いていましたが、堀も埋め立てられ全く何もないところでした。本丸も城の面影はなく、
地元の人に「ここが本丸跡ですか?」と尋ねたら、
「ここですよ。何も無いでしょ!」笑って答えられました。
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石川啄木の有名な
「不来方(こずかた)の お城の草に寝ころびて 空に吸はれし十五の心」と刻んだ碑がありました。
「教室の 窓より逃げて ただ一人 この城址に 寝に行きしかな」もこの城です。
今でも少しは見えますが、当時は岩手山が見えて、街中を見下ろすことが出来たそうです。
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不来方城の二の丸跡を降りると桜山神社です。そこをから西に向かう商店街が大通です。
大通2丁目に啄木の銅像を見かけました。
「新しき明日 ( あす )の来 ( きた )るを信ずといふ 自分の言葉に嘘はなけれど」
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そのまま進むと開運橋を渡り、真っ直ぐ行くと盛岡駅です。
北上川に架かる開運橋からは、岩手山が綺麗に見えました。夕日に映える開運橋からの風景はとても風情がありました。
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開運橋には宮沢賢治の二代目開運橋の袂に設置された瀬戸物製のランプを眺め読んだ。
「そら青く
開うんばしの せとものの
らむぷゆかしき 冬をもたらす」
と有りました。
明日は一関から平泉に向かいます。
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Sep.24.2017(Sun)17:00 | Trackback(0) | Comment(0) | 気紛れ写真 | Admin
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