「鞘あて」 |
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| 「ポケモンGO」の国内配信後、東京・秋葉原で“歩きスマホ”をする人の割合が約3倍に急増したとの調査結果が出ました。
駅舎外での歩きスマホの割合は24.1%で昨年の7.3%から約3倍に増えました。横断歩道上でも19.3%(昨年6.7%)となり、駅舎内ホームでは18.9%(同12.8%)です。
4人に一人が歩きスマホとは、異常です。もう何とかしないと怪我人が出るでしょう。
漫画家、やくみつる氏は「現実にあふれている面白いことに興味を持つべき。」と主張しています。
個人的にはゲームに夢中になる人を非難する気はありませんし、自然よりゲームの方が面白いのも現実です。
せめて道路や交差点では「ポケモンGO」は出来ないようにする必要があります。公園など広いところに限るべきです。
車を運転しながらや、自転車に乗ってのゲームは自分だけでなく他人に危害を及ぼす危険な行為です。
功罪はともかく、厄介なゲームが出現したと心配しています。
歩きスマホでは無いけれど、京都、浅草などでは外国人の観光客で一杯です。日本人と歩き方のルールが違うのか、とにかく避けません。広がって歩いていても前から人が来てもお構いなしです。
日本は江戸時代から、侍は刀を差して歩いており鞘一つぶつかっても問題になることもありました。武士にとって「鞘あて」は、最も失礼なこととされて、武士どうしがすれ違う場合はお互いに左側を通行して「鞘あて」を避けていました。
その名残か、狭い日本では多くの人がぶつからないよう気を遣って歩く習慣があります。
外国の人には通用しないようです。日本の素晴らしい習慣も、歩きスマホの出現で失われていくのは淋しい気がします。
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2016年7月25日(月)19:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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