| 集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案 |
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大変難しい問題です。憲法との整合性にも疑問があります。
今まで通りでもさほど問題ないような気もしますが、現場では大変とも聞きます。
賛成反対はともかく、議案が良く検討される必要があると思うのですが、総理は7月中にも成立させたいようです。
安倍首相の強引な国会運営には賛同しかねます。
さらにマスコミの萎縮も気がかりです。
ふと与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」の歌を思い出しました。
あゝおとうとよ、君を泣く
君死にたまふことなかれ
末に生まれし君なれば
親のなさけはまさりしも
親は刃をにぎらせて
人を殺せとをしへしや
人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや
堺の街のあきびとの
旧家をほこるあるじにて
親の名を継ぐ君なれば
君死にたまふことなかれ
旅順の城はほろぶとも
ほろびずとても何事ぞ
君は知らじな、あきびとの
家のおきてに無かりけり
君死にたまふことなかれ
すめらみことは戦ひに
おほみずから出でまさね
かたみに人の血を流し
獣の道で死ねよとは
死ぬるを人のほまれとは
おほみこころのふかければ
もとよりいかで思されむ
あゝおとうとよ戦ひに
君死にたまふことなかれ
すぎにし秋を父ぎみに
おくれたまへる母ぎみは
なげきの中にいたましく
わが子を召され、家を守り
安しときける大御代も
母のしら髪はまさりぬる
暖簾のかげに伏して泣く
あえかにわかき新妻を
君わするるや、思へるや
十月も添はで 別れたる
少女ごころを思ひみよ
この世ひとりの君ならで
ああまた誰をたのむべき
君死にたまふことなかれ
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2015年5月15日（金）23:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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