Cat Schroedinger の 部屋
 
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原発再開 その2

 九州電力川内原発が再稼働するのが確定的になりました。自民党は歓迎ですし、民主党も野田政権時代に関西電力大飯原発を再稼働させた経緯があり、「賛成」とは明言しないが容認する構えです。

 日本維新の会も再稼働容認です。
 みんなの党と結いの党は曖昧なことを言っています。

 明確に反対しているのは、共産党と社民党だけです。

 原子力規制委員会には原発を止める権限はあるが、稼働・再稼働を命じる権限は法的に与えられていません。田中俊一委員長自身もこれに関して、「最終的な責任は自分たちにはない」と繰り返し発言しています。

 政府は「安全性を判断する責任は原子力規制委員会にある」とする立場を取っています。

 電力会社も責任を取る気がありません。

 海外でも再稼働に関して、原発推進派が勝利した場合でも、新たな安全神話に基づいて再稼働されたのでは、福島以前に戻ってしまう可能性もあると指摘しています。

 一体責任は誰が取るのでしょう?補助金というか、怪しげな寄付金欲しさに地元の県、各市町村が賛成するに決まっているから、再開は決定的です。

 「ようは金目でしょう。」はある意味本音です。お金欲しさに原発を誘致したのです。絶対安全ならお金を呉れるわけがありません。事故は絶対起こらない、お金は呉れると言うそんないい話は始めから無かったのです。


 電気代が高くなるとか、貿易収支の悪化とかいろんな宣伝がまかり通っています。本気で火力発電をしようとしなかったのも、原発ありきの魂胆が見え見えです。

 再開するにしても、少なくとも今後誰が責任を取るかだけでも決めないことには、国民は選択しようがありません。安全神話だけで再開するのはとても心配です。

 



2014年7月17日(木)23:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

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