「神の数式」 |
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| 9月21日 22日に連続放送された「神の数式」は観た人も多いのでしょうが、素晴らしい番組でした。
内容はとても濃すぎるので番組紹介に譲るとして、
第1回は、「なぜモノに重さ」があるのかという、素朴とも言える問いに挑んできた天才たちの物語。 ヒッグス粒子の発見は、ノーベル賞を受賞した南部陽一郎博士らの「標準理論」と呼ばれる数式が、全ての物質を書き表す数式であるということを証明するものであった。
その本質は、「もともと対称だった世界が、対称でなくなることで重さが生まれる」という奇想天外なものであった。
番組の中で、数式の美しさ、いわゆる対称性についてはいたく共感しました。
第2回は、物質の理論を手にした物理学者たちが、もう一つの偉大な理論、広大な宇宙を支配するアインシュタインの一般相対性理論(重力理論)との統合をめざし、その2つを網羅する“神の数式”に迫ろうとする闘いを描く。
ミクロの物質から、極大の宇宙の果てまで、ほとんどを数式で表すことに成功した人類だが、どうしても説明できない場所が存在する。それはブラックホールの奥底だ。宇宙空間の超ミクロの点を解き明かすことができれば、宇宙がどのように始まったのか、という究極の難問にも答えることができる。
現在彼らがたどり着いたのは偉大な2つの理論を含む「超弦理論」と呼ばれる最新の数式。
超ひも理論はかなり前から提唱されていましたが、今回映像でわかりやすく紹介され、理解を深めることが出来ました。映像の持つ力は凄いと改めて感心させられました。
完全なる「宇宙統一理論」が完成される日も遠くないような気がします。
内容は凄いのですが、映像で面白く観ることが出来ます。興味のある方、再放送お奨めです。
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2013年9月24日(火)23:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画 ドラマ TV | 管理
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