Cat Schroedinger の 部屋
 
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国会図書館の蔵書、無料配信へ 企業と提携、電子書籍化

 アメリカなどでは期間限定で、始まっています。しかし様々な問題があります。とにかく出版業界にとっては死活問題です。仮に著作権料を払うとしても、印刷業界は壊滅的になります。しかし容赦なく電子化されていくでしょう。

 これからの出版は実際に本にしないで、電子化された書籍として発売され、本屋からDL,貸本業界からDL、図書館からDLとなるかもしれません。もし図書館が無料で貸し出ししたら、もっとも図書館も著作権料を払う必要があるので、微妙な問題ですが、民営圧迫になりそうです。

 今でも苦労して書いた発行部数が少ない特殊な本は、値段も高くなりがちです。それがまるまるコピーされれば、売り上げが更に少なくなってしまいます。

 何年もかけてコツコツ調査したり、研究した内容を本にしてみると、200~300ページくらいがせいぜいです。それがあっさりコピーされたり、電子化されるのはどうなのでしょうか?元々沢山の人に読んで貰うことが目的なのだから、構わないのかもしれませんが、ちょっと寂しい気がします。

 方や沢山の出版された本の中には一時期書店に並べられ、すぐに返品となり廃棄されているのも事実です。大変な無駄が行われています。そんなことなら始めから本にしないで、電子書籍として売り出せば、無駄は省けます。雑誌も読まれたらすぐに捨てられています。

 新聞などはその代表です。新聞もネット配信すれば、資源も保護できるし、ゴミも出なくなります。新聞社は大変な額の配達料を使って配達しています。ネット配信になれば、製紙会社、印刷、配達など大量に失業します。

 いつの間にか電車の中でも、喫茶店、待合室でも、新聞、週刊誌を読む人が少なくなり、スマートフォン、タブレットを見る人が多くなっています。大革命はもうそこまで来ています。



2013年1月29日(火)23:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

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