Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



法事

 遠方で法事があったので、朝早く出発しました。何とか定時に到着、お経を聞いて、お坊さんのお話を聞来ました。

 あまり信心深くない親戚一同のため、親戚同士の近況を話す会となりました。

 江戸時代からこういった傾向はあったようで、寺院と神社の区別も曖昧でした。「人別帳」等市役所のような役目もありましたし、「寺子屋」と言われるように、学校でもありました。

 浄土真宗がもっとも多くの門徒を得ましたが、地方では、加持祈祷を含む現世利益の信仰や、民衆宗教が盛んでした。幕末には新興宗教も台頭し、日本の宗教界はいつも混乱していました。

 もっともそのおかげで、宗教が政治と完全に分離され、諸外国に見られる宗教団体の政治参加は全くありませんでした。

 武士は儒教が基本で、仏教とは根本的には矛盾していました。幕末に来日した外国人が、日本の武士などの知識人の宗教心が無いのを大変驚いています。

 町奉行は老中の支配下にありましたが、寺社奉行は将軍から直に支配の形を取っていました。町方の与力、同心は名前の通り寺社に対して捜査権はありませんでした。

 それを良いことに、禁止であった賭博などは、お寺で開催されていました。そこから博打の掛け金から、お金を取る事を「寺銭」と呼ぶようになりました。



2013年2月10日(日)23:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

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