Cat Schroedinger の 部屋
 
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毎日新聞社説に思う

毎日新聞社説:放射能汚染 健康影響を丁寧に示せ

 食品や飲料水への放射能汚染の影響が広がっている。
ただちに健康に影響はない。でも、念のため飲んだり食べたりしないでほしい」というものだ。
 この、一見矛盾するメッセージをどう受け止めればいいのか。
 その場所で普通に暮らしている人が、総量でどれぐらいの放射線を浴びているのか。長期的にさらされなければ問題ないという場合の、「長期」とはどれぐらいか。「健康影響」とは何を意味するのかも、安心を求めるなら、なおさら明確に語ってもらいたい。 
 



 以上のような趣旨の毎日新聞の社説でした。

 これは実際にはとても難しい問題です。体内被曝では一見安全といわれる量でも、実際には閾値は無いのかもしれません。摂取した量に比例して、将来の発癌ののリスクは多くなると言えます。

 現在事故が未だ収束していないのだから、これからどれだけ出続けるか判りません。さらに空気中に飛散した放射性物質、特に半減期の長いセシウムは飲料水、土壌、海水等に拡散していきます。もし出続ければ、何年かの間には世界中に拡散します。

 一見薄まるようですが、特に海産物では食物連鎖から、かなり高いセシウムを含む魚が心配されます。

 現状はとても人間の手に負えない感じすらします。まるで神の罰かと思わせるほど、どうにもならない状態です。いつかは収束するのでしょうが、一体どれくらい放射性物質を出すのでしょう。

 思えば先進国では、夏は汗一つかかない程涼しくクーラーが効き、冬は寒さ知らず、蛇口を捻れば好きなだけお湯が出て、そんな快適な生活をしてきました。世界中の人々がこの生活を目指せば、現在原子力しかエネルギー源は無いでしょう。

 この事故をきっかけにエネルギー問題は、地球温暖化問題と相まって、新しい局面に入っていくでしょう。果たして素晴らしい答えはあるのでしょうか?



2011年3月24日(木)23:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

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