続き |
|
| 「鮑のし」はあまり演じられませんが、志ん生が良く演じていました。 「祝いのし」とも言われ関西落語の話のようです。
貧乏なので、お祝いに尾頭付きの魚を届け、お返しを貰って幾らかにしようとするのですが、元金が足りなくて、鮑を買って持っていきます。
鮑は「磯の鮑の片思い」というので、縁起が悪いと突っ返されてしまいます。それを聞いて、熨斗はおめでたに使うけれど、あれは元々は熨斗鮑から作られていて、本来鮑はとても縁起物だと・・・ ちょっと渋い話です。
噺家さん二人で、二つの話ととても豪華な落語会でした。 どちらの話もとても良くこなれていて、素晴らしい出来でした。久しぶりの友人達にも会えて楽しい日でした。
次回の落語会がずいぶん先になりそうで、とても残念です。
| |
|
2010年5月19日(水)01:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 落語 | 管理
|