Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



江戸の花見

 江戸時代花見と言えば、上野東叡山寛永寺でした。現代では一番ドンチャン騒ぎが見られる場所です。
 けれども当時は将軍家の菩提寺だったので、酒盛りやドンチャン騒ぎは禁止で、夜は門が閉められました。
 
 そこで庶民が気楽に花見が出来るようにと、八代将軍吉宗が隅田川堤、飛鳥山、御殿山に桜を植えさせました。飛鳥山、御殿山も正確には江戸の外でした。隅田川堤は江戸市中で下町でしたから、大変な人出でした。落語にも度々登場します。「百年目」では花見の様子が詳細に語られています。

 当時船は重要な交通手段で、隅田川はたくさんの船が行き交っていました。この隅田川を上って、三谷堀に入り、ここから日本堤を歩くと吉原でした。

 花見の時期には、吉原では仲の町の大通りに桜が運び込まれ「吉原の夜桜」として有名でした。



2010年4月2日(金)23:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | 落語 | 管理

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