Cat Schroedinger の 部屋
 
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星新一時代小説集(人の巻)

星新一時代小説集(人の巻)

【目次】(「BOOK」データベースより)
 薬草の栽培法/ああ吉良家の忠臣/城のなかの人/正雪と弟子/はんぱもの維新

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
 真面目一徹の田舎藩士・六左衛門は、連れていかれた吉原で遊びの面白さにハマり、金の価値を初めて知る。とめどない女遊びのツケは、やがて藩の金を流用するという事態にまで発展し…(「薬草の栽培法」)。

 星新一が遣した異色の時代小説集、ついに完結。

感想
 やはり第1番目の薬草の栽培法は主人公の設定がとても良くできていて、一番の作品です。

 このシリーズ全体に、公儀のことを気にしすぎている傾向があります。江戸時代初期はお取りつぶしも多くありましたが、何の落ち度もない大名家が取りつぶしになることはありませんでした。

 江戸時代も中期以降では、もっぱら経済が大事でした。しかし著者の描く様な武士もいましたが、やはり大部分の武士はは誇りを持って、暮らしていました。



2010年4月19日(月)20:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

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