固体不良だそうです |
|
| 増設したメモリーが度々故障するので、今回は交換だけでなく、原因を検討して貰いました。
4枚の報告書からなる素晴らしい御返事が来ました。ADTECの対応の良さに感心しました。
内容は今までの3回のメモリーの返却日時、ロット番号、故障の内容、 それぞれの製造年月日、倉庫入庫日、製造数量が列記してありました。 検査項目は、顕微鏡による外観検査、メモリーモジュール専用テスターによる、電気特性検査、メモリー負荷試験プログラムによる負荷試験(使用機種 IBM ThinkPad T41)でした。
結論はDRAM製造時において微小異物が混入し、それに起因した欠陥が、その後の電気ストレスにより顕著になり発生するそうです。もちろん試験してから出荷するそうですが、まれに数ヶ月~数年単位で発生することがあるそうです。 このロットでは異常が発生してないので、固体不良だそうです。
電話での対応も親切でしたし、取替えも無料ですし、送料も無料でした。とても親切な対応で超満足。使用がハードなのも原因かもしれません。(笑)
だけど~~個人のPCはともかく、今や世界中の個人情報から、工場、乗り物まで、PCで管理されていないものはありません。
飛行機、銀行、原子力発電、戦略ミサイル・・・もちろん何重にもプロテクトがかかっているでしょうが、まるで生き物のような壊れ方するPCチップの故障は、事前に予想できません。PCダウンは時々ありますが、もし重大な間違いが起こると思うと、恐ろしいことです。
| |
|
2007年1月17日(水)23:49 | トラックバック(0) | コメント(1) | 仕事の話 | 管理
|
1: 信頼性品質管理
|
|
| 業界、分野、取扱製品こそ違いますが、現在の職場に異動して 上記のような試験や検証、顧客対応などを私も時々扱います。 私の場合、ユーザーがプロ(企業)なので、個人消費者相手に そのような対応することはありませんが、最終的には相手方担当、 即ち個人相手に説明が必要で、他人事思えないスレッドです(汗)
個人向け商品でしかも直接人体への影響度が低い商品で そこまでのコスト(時間・設備等)をかけて対応するケースは 珍しいです。過去あまり良い印象がなかったA社ですが、 この記事を読む限りは認識を改める必要がありますね。 (敢えて書けばプロシューマー製品で同様の不具合があったから その時の対応で蓄積したデータに基づいた回答と思います)
| |
|
by KUUGA | 2007年1月20日(土)19:31
|