Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



日本の文化

 今日は親戚に行きました。地震が有ったようで凄い渋滞で、夜遅くに着きました。母とは最近の出来事を、妹とはとりとめのない話をしました。親とはありがたい物で、いつも誉めてくれます。(笑)

 姪から、今年の夏イギリスにホームステイした話を聞きました。最後のパーティーに浴衣を着たときは夏だというのにとても寒くて、下にTシャツを着たままだったそうです。それでもとても受けて、通りがかりの見知らぬ何人もの人から携帯のカメラで、写真を撮られたそうです。

 秋の結婚式の着物姿の話をしたら、浴衣でもあれくらいだから、振り袖だったらもっともでしょうと言っておりました。お友達は浴衣をお礼にホームステイのファミリーに置いてきたので、とても喜ばれたそうです。

 最近は日本でも着物姿を見ることはとても少なくなりました。成人式と結婚式くらいです。高級クラブに行くと、ママやチーママは着ています。(笑)

 女性は結構着物は持っているのですが、持っていても自分で着ることが出来ないからと言います。美容院、着付けと何かと物いりだそうです。いざ着るとなるといろいろ大変ですが、学校教育の一環に必須にすれば、きまじめな日本人だからきっと誰でも自分で着られるようになると思います。

 日本本来の邦楽を教える事も始まりました。どこかの総理が言う美しい国には、国歌斉唱も良いけど、着物も大事です。まずは形から入ることもあながち間違いではないのかも。着物を着ればお茶も、お花も、無理がありません。

 日本にいると気づかないけれど、外国人はただ珍しいから誉めるのでなく、色使いなど着物の素晴らしさの本質に気づいているのです。

 嘗て文明開化の時、日本の素晴らしい日本画、浮世絵、仏像などが沢山海外に流出しました。もしあの時フェノロサ等がいなかったら、今頃は何を見るにもメトロポリタン美術館辺りへ行かなければならなかったでしょう。同じような事が起こっているような気がします。日常から着物姿が無くなれば、それは大衆遊離となり日本の文化も絶滅するかもしれません。

 アジアの多くの国でも、自分の国の服装を本当に大事にしています。



2006年12月19日(火)23:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

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