ジェームズ・ゴールウェイ |
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| 昨日ふっと思い出したフルーティストのことです。
最近ケルト音楽が流行しています。昨日の「ケルティック・ウーマン」もそうですが、彼もアイルランド出身です。
ジェームズ・ゴールウェイ ジェームズ・ゴールウェイは北アイルランドで生まれ、いくつかのオーケストラでキャリアを重ね、ついにはヘルベルト・フォン・カラヤンのもと、ベルリン・フィルの首席フルート奏者に任命されました。そして1975年にはソリストとしての活動を開始しました。
彼のレパートリーは大変多く、古典のみにとどまらず、ジャズやポップスや現代音楽、アイルランド民謡などにも及びます。特筆すべきはその音です。非常に澄み切った音です。 ピアノで言うならタッチのようなもので、それぞれの演奏者個有の物です。克ってのフルーティストには無かった繊細な音です。 今までフルートの息使いが聞こえるような演奏に慣れていたので、初めて聴いたときは、とても吃驚しました。きっと録音のとき何か細工がしてあるのでは、と思ったほどです。
アイルランドの民謡などは聴き練れないと、退屈かもしれません。日本の曲などは、素晴らしいフルートの音に驚きを受けます。
ケルト音楽が盛んなこの時期、お奨めの演奏家です。
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2006年3月18日(土)21:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理
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