Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



三遊亭円朝

 昨夜落語が終わってから、少人数で噺家さんを囲んで一杯やりながらいろんな話をしました。
 最近のちょっとした落語ブームの話題や、襲名の話などなどでした。

 「芝浜」は三遊亭円朝1839~1900 が即席三題話の「酔っぱらい」「芝浜」「革財布」で作ったものです。もう一つの三題話の傑作として、「小諸山の護符」「卵酒」「熊の膏薬」から作られた、「鰍沢(かじかざわ)」があります。

 そんな話から円朝について聞いたのですが、円朝はいろんな地方の民話や、中国の故事なども研究して、話を作っていたそうです。有名な「文七元結」などは中国に似たような話があるそうです。
 そうですね何も無いところから、あれだけの話をなかなか作れるものではありません。その意味では三題話は、全くの創作だから凄いと言えますね~~!

 円朝は幕末から明治にかけ、江戸、東京で活躍した噺家で、話芸、創作も出来て、人情噺や怪談噺で名人芸を発揮したそうです。小噺程度の落とし噺を質の高い話芸に向上させ、落語の神様といわれています。

 代表作としては、怪談噺の「真景累ケ淵(しんけいかさねがふち)」「怪談牡丹灯籠」をはじめ、「文七元結」「鰍沢」「黄金餅」「死神」「心眼」など、素晴らしい噺は殆どが円朝作といえるほどです。



2006年2月22日(水)23:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 落語 | 管理

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