Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



年末ジャンボ

 年末ジャンボ宝くじ、3900円当たりました。でも9000円買ったので、差し引き5100円の損でした。

 江戸時代にも「富」という現在の宝くじみたいなものがありました。江戸幕府公認のもので、神社仏閣の寺社再建とか、修復のために許されたものでした。始まりは、1730年の護国寺の富だったそうです。

 その後どんどん盛んになり、一年に100回以上富が行われるようになったそうです。そのうち「影富」という個人的な賭けが行われたり、「隠富」という水戸藩が行ったといわれるような、寺社仏閣以外にも違法な富が行われたりするようになりました。今で言う「ノミ行為」いわゆる「私設馬券」のようになったのです。富が本来の目的で無くなり、天宝の改革(1842年)で全面禁止になりました。 

 「富」は最高賞金が千両というのもありましたが、普通は百両でした。一両が8万から10万くらいとすると、百両はおおよそ1000万円~800万円でした。富札一枚は時代によっても違いますが、一分(一両の四分の一)で大体25000円~20000円でした。庶民にはなかなか手が届かない金額だったので、「割札」といって割り勘で買ったりしました。「影富」は庶民用で、一枚一文とか二文で、賞金も十文程度と気軽な遊びでした。

 現在の「宝くじ」のシステムも、競輪、競馬の「ノミ行為」も江戸時代とあんまり変わっていません。(笑)
 それにしても25%の寺銭はひどいよね~~



2006年1月1日(日)23:15 | トラックバック(2) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

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