Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



ビアーカップ

このところ暑い日が続きます。ビールがおいしい時期です。
ビールは日本には無かったのですが、じつは歴史は古く、紀元前3500年古代エジプトで飲まれていました。

ビールは泡が命、おいしい飲み方について。
冷やし方? 注ぎ方?器?
冷やし過ぎない方が美味しいと言われますが、人によってはうんと冷たいビールが好きな人もいます。注ぎ方は、三分の一~四分の一くらいの泡が出るのが良いそうです。

一番大事なのは、やっぱり器です。香りが抜けないように、口が狭まった方が良いとか、ふたつきが良いとか、言われますが、なんといっても素焼きの器です。
遠赤外線効果とか言われたことがありますが、水の中に陶器のものを入れたり、炭を通したりすると、とたんに美味しくなります。じつはこれは多孔質のものに触れて、水の粒子が小さくなることと、不純物が吸着されることによります。昔から備前の水入れは、水が腐らないと言われています。
備前焼や、信楽焼きは、「焼き締め」といって、釉薬を掛けないで、焼く器です。専門的には炻器(せっき)と呼ばれます。焼き物は大きく土器、陶器、炻器、磁器の4種類に分けられます。土器(素焼き)と、炻器にだけこういった多孔質の性質があります。

最近ではビールがおいしくなる、素焼きの器として市販されています。作用は同じですが、一寸贅沢して、備前や、信楽のビアーカップで飲むと、ムードも満点です。欠点は飲んだらすぐ洗わないとカビが生えたり、においが残ったりします。

この写真?もちろん私が作った信楽のビアーカップです。一寸不揃いでしょう(笑)みんなに差し上げて喜んでもらっています。基本的にガスや、電気の釜ではこうはなりません。素焼きになるだけです。薪で焚かないといけないので、じつは手がかかっています。市販のものも結構なお値段です。



一寸不揃いです。まったく釉薬を掛けないで、薪の窯で焚きます。薪の灰がかかってこのような柄が出来ます。自然釉と言います。


2005年7月30日(土)01:43 | トラックバック(1) | コメント(1) | 陶芸 | 管理

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コメント

 1: 見覚えが・・・

ここで使われてる写真見たことある気がするんですけど…。
そしてもっと泡がうまくできてるのがあったと思うんですけど…。


 by もも | HP | 2005年8月7日(日)14:23


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