想定外 |
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| 台風に続き、地震とは一体どうなることやら、見当もつきません。
災害が起こると必ず想定外と言われますが、想定自体が過去の少ないデーターに基づいているとしか思えないこともあります。
原発事故の時も、古い歴史をたどれば予測できたかもしれません。さらに想定自体ギリギリでなく、かなりの余裕を持った想定にするべきこともあるのではと思います。
台風が凄いと言っても、今までも同程度の台風はあったのだし、関空にしても場所によっては3mも地盤沈下していたそうです。
完全ではないにせよ、きちんと補修していたらこれほど完全に水没しなかったかもしれません。
北海道も苫東厚真(とまとうあつま)火力発電所一か所に集中していたのでは、何かの時に大変なことになるのは容易に想像できたことです。せめて2か所に分かれていれば、同電力の管内のほぼすべてで電力供給が止まる「ブラックアウト」にならなかったかもしれません。
北海道電力の真弓明彦社長は「全道の電力の復旧には1週間以上かかる。市民に迷惑をかけ申し訳ない。全ての電源が落ちるリスクは低いと考えていた。」などと話していましたが、一か所ならリスクは十分あったのではと言いたい。
泊原発では地震による停電で外部電源を喪失しましたが、非常用ディーゼル発電機6台を起動して電気を供給し、燃料プール内の核燃料の冷却を維持できていることは不幸中の幸いです。
もし非常用電源が直撃を受けていたら、大変なことになった可能性があります。
非常用電源も離れたところに分散して、免震構造にして、供給用の電線も鉄塔だけでなく、地下を通すくらいの用心がされているのでしょうか?
活断層にしても、過去の地震からのデーターに過ぎません。地中深く記録に無い活断層があるかもしれません。地震は日本中どこにでも起こる可能性があります。
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2018年9月6日(木)23:27 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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