Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



桂林の夜 その2

 メインの通りの一等地に恐ろしい店を発見!

 たくさんの店員がユニホームで、マスクをしてトングを使ってとても清潔な串焼き店です。



 なんと扱っている素材が蜘蛛、ムカデ、サソリ等などです。

 さらに驚いたのは普通の女性でも注文して食べていました。

 中国の知り合いに言ったら、虫を食べるのは南の人たちで、北の人たちは全く食べないそうです。

 中国の奥深さを感じます。



 書道の道具やハンコを打っている小さな店がありました。店主が一生懸命水で書いて消える紙に字の練習をしていました。

 ここ桂林では珍しく、店主が英語ができるようで、何となく話しました。

 ちょっと書いてみろと筆を渡されたので、記憶していた漢詩を書いたらとても喜んでくれました。今の中国では使わない漢字で書きましたが、さすがにハンコ屋、私が書いた字よりさらに古い字で同じ漢詩を書きました。

 意気投合して沢山の漢詩を書いてくれました。見事な字で水に消えるのが惜しいねと言ったら、照れて笑っていました。



 ディープで面白い街でした。

 明日は早朝広州に向かい帰国です。



 街の雑踏がだんだん寂しく感じられ、深夜まで光り輝く街から落ち着いた照明のホテルに戻りました。


 単身参加の旅行の宿命かな?





 「おもしろうて やがて悲しき 鵜舟かな」


 ふと芭蕉の句が浮かびました。



2018年8月14日(火)23:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

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