Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 


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原の辻(はるのつじ)遺跡

 一夜明け曇りがちながら、一部に青空も見えるまあまあの天気です。

 ホテルから見た港も賑わいが感じられます。鉄道が無い島々ではフェリーの港がちょうど鉄道の駅前の雰囲気です。



 ホテルの左側に大浴場から少し見える塔が建っていました。

 ホテルのフロントの方と話していて聞いたのですが、宿泊した「ビューホテル壱岐」の裏に「春一番の塔」がありました。春一番は春先に吹く南風といい春が来たノン降りした気分の気象用語になっていますが、実はこの言葉の発祥の地は壱岐だそうです。

 1859年この地で春一番を受け、50余名の漁師の方々が亡くなり、1987年郷ノ浦港入り口の元居公園に春一番の塔が建てられました。



 今日の一番目の訪問地は「原の辻(はるのつじ)遺跡」です。壱岐一番の史跡で、静岡県の登呂遺跡、佐賀県の吉野ヶ里遺跡と同じく国特別史跡に指定されています。

 邪馬台国で論議を呼んでいる「魏志倭人伝」に記載されている国の中で、唯一国と王都が「一支国(いきこく)」と特定されています。

 まだ発掘調査は2割程度ですが、沢山の土器などが発見されています。

 沢山の住居が復元されています。この家は「王の館」で最大規模の竪穴住居です。



 建物が似ていて区別が難しい感じですが、これは高床式で「食材の倉」です。

 儀式に使う特別な米、海産物、木の芽、果実酒などが入れられていたと考えられています。



 「物見櫓(ものみやぐら)」は高くて一番目立ちます。

 「内海湾(うちめわん)」に通じる幡鉾川(はたほこがわ)河口方面を見張っていたようです。

 原の辻(はるのつじ)遺跡は丘陵の周囲を環濠(かんごう)で囲まれている環濠集落です。

 



2022年6月6日(月)09:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

博多湾からジェットフォイルで壱岐へ

 羽田から福岡空港に到着。空港からはタクシーで博多湾に向かいました。運転手さんから「博多どんたく」の話などを聞きました。

 心配していた雨が降っていましたが、博多港はなかなか綺麗な感じでした。

 



 小さなコーヒーショップでコーヒーを飲んで乗船です。


 ジェットフォイルはその名の通り超高速艇で時速40ノット(約70km/h)で走ります。

 博多港から郷ノ浦港まで70分で到着できます。船内ではシートベルトが必要で、甲板にも出られません。やや味気ないけれど2時間以上掛かるフェリーよりはるかに便利です。

 雨の中を猛然と走ります。



 「ビューホテル壱岐」は郷ノ浦港の前です。雨に霞む港が綺麗です。

 食事は壱岐産養殖フグを使った「フグ懐石」の部屋食でした。とても美味しく頂けました。もちろん今回も醤油が甘いので普通の醤油を持参しました。



 ジェットフォイル以外にも大型のフェリーが発着しています。

 近くに漁港もあり雨の夜景も綺麗でした。

 明日の天気が心配です。



2022年6月5日(日)20:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

明日から旅行

 明日から8日まで旅行です。

 「島に受け継がれる伝統の神楽と美食・絶景・歴史を探訪 感動の壱岐・対馬4日間」

 羽田空港から福岡空港へ、博多港から「ジェットフォイル・九州郵船」で壱岐に行く予定です。

 壱岐から対馬も船で、帰りは対馬空港--福岡または長崎空港--羽田空港と船が多く、天気を心配しています。

 

 



2022年6月4日(土)10:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

ならここの湯

 良い天気だったので「ならここの湯」に行きました。

 帰りに通り道の「しばちゃん牛乳」のカフェに寄りました。風呂上がりなのでアイスコーヒーで水分補給。

 レシートがちょっと可愛い!



 テラスは風が通り、風呂上がりには心地よい温度


 川岸は緑が鮮やかで、小鳥の鳴き声が聞こえます。


 駐車する場所の横に、子馬がのんびりと草を食べていました。

 静かな初夏の午後でした。



2022年6月3日(金)19:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

国道152号

 国道152号線は長野と静岡の県境「青崩峠」は以前から不通ですが、東側の「兵越峠」を利用出来ました。

 その兵越峠も去年から通行止めになっていて、国道151号線経由で迂回するしか有りませんした。ついに2022年5月31日より復旧しました。



 一方国道151号の阿南町~新野は2022年5月9日~2022年7月31日まで、終日全面通行止めです。

 迂回路:売木村(大平山松葉線)県道447号経由 
 或いは、国道418号 おきよめの湯付近から 県道446号経由

 この区間は以前から工事中で片側通行でした。工事した所が再び崩れ全面工事になったとか、そのためほんの一部の工事予定だったところを含め7月一杯の工事になったようです。

 更に10月頃まで片側通行が続きそうです。

 愛知県、静岡県にくらべ長野県は工事も遅く、国道以外の道路の完成度も低く予算の無さを感じます。

 
 



2022年6月2日(木)23:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | 車の話 | 管理

江戸藩邸へようこそ

 江戸藩邸へようこそ 三河吉田藩「江戸日記」 (インターナショナル新書) 新書

 久住 祐一郎 (著)

 江戸の町には広大な大名屋敷(江戸藩邸)が多数存在し、その数は600にものぼったという。では、「江戸藩邸」とは、どのような空間だったのか?
 
 三河吉田藩(現愛知県)に残る「江戸日記」などの古文書から、江戸藩邸の仕組みや藩邸内で起きた事件や面白いエピソード、女性たちが暮らす「奥向」など、知られざる江戸藩邸の内部を紹介し、江戸の武家社会の実相を明らかにする。

 感想:
 江戸時代の大名の暮らしは一体どのような物であったかが、詳細に書かれていて面白い本でした。
 映画などの時代劇とはやっぱり違っているところが特に面白く読めました。



2022年6月1日(水)23:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

ソース焼きそば

 夏バテになった様な感じで、食欲が無くなりぐったりして横になっていました。

 そこで究極の選択、夜中に「ソース焼きそば」を買いに行きました。ついでに見かけた「白桃ゼリー」もゲット。


 なんと作っている内に食欲復活。更に「白桃ゼリー」も食べて元気になりました。


 やっぱり最後は「ソース焼きそば」だ~~!


 最近ソース焼きそばがある昔風の喫茶店が少なくなったことを憂慮しています。「ナポリタン」も少なくなっています。



2022年5月31日(火)22:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

日産 SAKURA

 今や電気自動車がドンドン出ています。けれど日本では充電装置の問題などがあり、まだまだだと思っています。

 けれど軽自動車ならそれ程長距離を運転する人は少なく、日常の近距離通勤などに使う人が多いので電池切れもなくて便利だと思っていました。


 今回発売になった日産 SAKURAは期待できそうな車。、ガソリン代も高くなり面白そう。

 ただ軽自動車はぶつかると危険。一番の原因は軽いから。そう思うとなかなか手が出ません。



2022年5月30日(月)20:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 車の話 | 管理

マイ・ラブ: 6つの愛の物語 My Love: Six Stories of

 Netflixで配信されている映画です。
 アメリカ、スペイン、日本、韓国、ブラジル、インドの6ヶ国に住む高齢のカップルのドキュメンタリーです。

 一つ一つが1時間を超えるので全部見るには大変です。


 時々行く喫茶店でこの映画を薦められました。御前崎辺りが撮影に使われたそうです。
 その喫茶店も撮影されましたが、映画ではカットになっていたそうです。一応日本編だけ観ました。

 「桜が池」の場面は有りました。


あらすじ:
 二人が出会ったのは、ハンセン病療養所。春平さんは12才の時に発病し、実家の納屋で4年間の隔離生活を強いられた後、入所。
 その療養所で働く絹子さんと出会い、周囲の反対を押し切り結婚し、だれも知らない土地に引越し、夫婦二人三脚で三人の子供を育てあげます。

感想:
 役者さんではなく極普通の御夫婦の会話なのですが、心打たれる物がありました。

 日本では時代遅れの対応が続き、ハンセン病に対する偏見が長く続くことになりました。コロナでもそうですが、日本は法律がなくてもマスクは絶対だったり、世界に比べ同調圧力が強い国ですが、逆に理不尽な偏見などはとても強いと感じています。

 



2022年5月29日(日)23:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

「第48作「男はつらいよ 寅次郎紅の花」

 加計呂麻島は「男はつらいよ 寅次郎紅の花」のロケ地になり、いたる所に案内板が有りました。

「第48作「男はつらいよ 寅次郎紅の花」が最後の作品」は1969年8月27日に第1作が公開され、1995年12月23日公開の第48作「男はつらいよ 寅次郎紅の花」が最後の作品となりました。
 その後特別編として49作と50作が作られていますが、事実上第48作が最後の作品です。



 「男はつらいよ」は昔の作品は結構観ていましたが、あまりにもマンネリなので後半の作品は観なくなっていました。Hulude簡単に観られるので「寅次郎紅の花」を初めて観ました。

 27年も前の加計呂麻島ですが、あまり変わっていないことに驚かされました。

 映画では沖永良部島の北側中央部にある半崎の景色も混ざっていました。山田洋次監督のそういった姿勢はあまり好きではありません。

 何も食べてない満男が海の見えるテラスでカレーライスをおごって貰うシーンは加計呂麻島の、スリ浜海水浴場の前にあるマリンブルーカケロマ。今回の旅行でも訪問しました。



 ちょうどこのベランダでカレーライスを食べます。


 リリーの家があるのは、デイゴ並木が並ぶ諸鈍浜はほぼそのままでした。

 映画では未舗装でしたが、道路が舗装されていました。



 デイゴ並木の前の美しい海も全く同じでした。

 
 当時の後藤久美子は可愛くて素晴らしかったけれど、日本髪は似合ってないと感じました。

 



2022年5月28日(土)17:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

スライダー付き救命いかだ義務化へ

 寒冷地での船の沈没ではライフジャケット、救命浮器(ふき)では15分程度で意識を失います。殆ど気休めだと思っています。

 今回国土交通省は27日、船から海中に落下せず避難できるスライダー(滑り台)付きの「救命いかだ」を新たに開発する方針を明らかにしました。

 寒冷地を航行する小型旅客船を対象に搭載を義務付けることになりました。

 素早い対応を甥に評価します。出来れば寒冷地だけでなく日本の全ての小型旅客船に義務つけるべきだと思っています。

 体温喪失も問題ですが、ライフジャケットを付けた人間を発見することは実際の海では大変です。、救命いかだの中に自動SOS装置を付けておけば、救命率は劇的に良くなります。



2022年5月27日(金)22:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

那覇空港

 沖永良部島から沖縄の那覇空港でトランジット。那覇から羽田に向かいます。

 首里城再建の垂れ幕が目に付きました。



 友人のすすめで初めて沖縄そばを食べました。

 メニューに札幌ラーメンがあったのには笑わせられました。



 奄美の黒ウサギ。定番のお土産ですが、小さくて気に入りました。


 フーチャで拾ったサンゴ礁のかけら。

 空こし漂白すると更に綺麗になるそうです。

 



2022年5月22日(日)14:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

沖永良部島 7

 沖永良部島の最後の、そしてこの旅行の最後の訪問地「フーチャ」(潮吹き洞窟)です。

 島の最北東部に位置し、直ぐ近くに「えらぶゆりの島空港」が有ります。サンゴ礁の絶壁で浸食された潮吹き洞穴は季節風や台風時には20m~70mもの潮を噴き上げるそうです。



 潮吹きの洞穴ですが、周りに柵も無く地盤はもろいサンゴ礁なので近づくと危険な感じでしたが、恐る恐る覗きました。



 実は昔は潮吹き洞穴はもっと沢山有りました。60mも海水を吹き上げるので、塩害がものすごく2個ほど残して壊されました。

 観光客にとっては素晴らしい風景も、住人にとっては迷惑な存在だったようです。



 東シナ海側


 太平洋側、手前に見える浜にある珊瑚のかけらが綺麗なので、一個拾ってきました。


 天気に恵まれ海も凪いで素晴らしい色。

 長い旅の最後を飾るにふさわしい光景でした!

 



 沖永良部からは奄美大島ではなくて、沖縄の那覇空港に向かいます。

 与論島を越せば直ぐ沖縄です。



2022年5月22日(日)12:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

沖永良部島 6

 島の東側太平洋に面した和泊の「西郷南州記念館」です。

 西郷南州(西郷隆盛)は文久2年(1862年)島津久光の怒りに触れ沖永良部へ流罪となりました。その後の活躍と、西南の役、その後の再評価を経て、明治34年年謫居(たっきょ)記念碑、明治35年南州神社を建立されました。
 



 4畳半の狭い牢屋に1年間閉じ込められました。

 中に入って座禅を組んだ西郷隆盛の像と並んで写真を撮ってくれました。

 すぐ前に記念館があります。係の方の熱の入った説明が長々と続き、ガイドさんが止めに入りました。

 歴史的な評価と小説ドラマなどの評価はかなり違いますが、鹿児島県では西郷隆盛の人気は絶対です。高知県の坂本龍馬と同じです。



 南州神社です。


 上野の銅像と同じ立派な銅像が建っていました。


2022年5月22日(日)11:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

沖永良部島 5

 昇竜洞から「田皆(たみな)岬」です。島の北西の端に位置し東シナ海に面しています。

 今日も絶好の天気で海も空の真っ青です。



 平地に建ってイルカのような灯台ですが、その咲きは高さ51mの断崖絶壁です。


 横から見るとその高さが解ります。柵もないので断崖から覗くのは危険な気がします。


 断崖の上からの景色です。空と海の青さが目にしみるようです。

 島内屈指の景勝地とされています。



2022年5月22日(日)10:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

沖永良部島 5

 今回の旅行最終日です。

 初めは「昇竜洞」です。島の南西部高台にある鍾乳洞で、鹿児島県天然記念物に指定されていで、全長2700mのうち600mが一般に公開されています、



 様々な鍾乳石で多彩な景色となっています。先日の雨で水量が多く歩くのが大変でした。


 壁が見事な鍾乳石で覆われています。


 このようなのをフローストーン(鍾乳洞の壁や床面を覆うシート状の石)と呼ぶのでしょうか?

 フローストーンでは全国最大級だそうです。



 普段は乾いていてキラキラ光る成分も綺麗なのだそうですが、今日は水量が多く水分で濡れていました。

 見学道は非常に狭いところもあり、かがんで歩くような所もありました。高台、海岸の風景が多かったのでちょっと新鮮。



2022年5月22日(日)09:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

沖永良部島 4

 世之主の墓から少し登ると和泊(わどまり)町内で最も高い「越山(こしやま)公園」です。

 和泊町ゆりふるさと基金で作られた島があります。案内板には緋寒桜の紹介もあります。

 



 展望台に蝉の幼虫が付いた大きな巻貝の下に、子供達やヤギが遊んでいるデザインのモニュメントがありました。


 東西に長い島の真ん中にあり、海が近いので島の形がよく解ります。

 標高は180mですが周りに何も無いので街が一望できます。北を向くと右に太平洋、左に東シナ海が見える絶景です。

 地球が丸いのが解ります。



 今日は徳之島で「ムシロ瀬」、「金見集落とソテツトンネル」を見てから、飛行機で沖永良部島。

 国頭小学校の「日本一のガジュマル」、「ウシジ浜公園」、「沖永良部酒造」、「世之主の墓」、「越山公園」と沢山回りすぎて疲れました。

 飛行機も飛んでいる時間が20分程、バスのガイドさんは目一杯案内します。島が広くないので、直ぐに次の訪問地に着きます。バスの中で仮眠も一切無しですが一瞬気を失うように眠ることがありました。

 てっきり日にちが変わり、今日は日曜日と思っていましたがまだ土曜日でした。

 「越山公園」で長い長い一日が終わりました。



2022年5月21日(土)15:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

沖永良部島 3

 沖永良部酒造から少し山に入ると、「世之主(よのぬし)の墓」です。

 15世紀の島主「世之主加那志(よのぬしかなし)」の琉球式墓(りゅうきゅうしきぼ)です。



 石垣の塀に囲まれ正面の入り口は狭く、低く作られています。


 中庭が広く儀式などが行われたようです。正面の岸壁を彫り込んだ「トゥール墓」です。一部が崩れ修復中でした。


 広い中庭の次に、小さな庭があります。その奥が岸壁を彫り込んだ墓の部屋になっています。

 この辺りの一般の人たちの最近の墓は日本風ですが、墓の中は空っぽで直ぐ後ろに大きな亀があり、その中に遺骨を入れています。



2022年5月21日(土)15:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

沖永良部島 2

 昼食を終えて島の太平洋側の「ウシジ浜公園」です。

 案内板は色褪せていて場末の感じです。



 波に浸食されたキノコ型の特徴有る岩が沢山見られ独特な景色を作っています。

 東向きなので朝日が綺麗だそうです。



 1890年この浜でカナダ商船「トゥーループ号」が座礁し、島民が乗組員を救助したモニュメントがあります。

 この船は普通の漁船に色を塗っただけの物で、実際の船はこの船の何倍もある帆船でした。

 せっかくの景色だから、案内板と、船はどうにかして欲しいと思いました。けれど潮風が酷く金物は直ぐに錆びてしまうそうです。案内板なども鉄でもアルミまでも傷みが早いそうです。


 そういえば奄美諸島では新車を買っても直ぐ錆びてしまい、新車らしく見える時間が短く、新車はさほど売れないそうです。

 



 次は「沖永良部酒造」です。ここは島内4蔵元で構成される酒類共同瓶詰販売会社です。奄美黒糖焼酎の特徴を活かし、島内4蔵元が生み出す原酒から試行錯誤を重ね、多種多様にブレンドした奄美黒糖焼酎を製造しています。
 
 社長から、黒糖から作るとリキュールになってしまい酒税が高くなるので、米焼酎、いも焼酎と同じように焼酎認定を受けた苦労話を聞きました。



 工場の横に小さな店舗があり、試飲が出来ました。

 飲み助の友人は一生懸命飲んでいました。お金に余裕があるのに酒の値段には異常に厳しく、ホテルの自販機が高いと、わざわざ近くのコンビニまで買いに行く程です。

 彼の一番好きな言葉は「ただ酒」



2022年5月21日(土)14:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

沖永良部島 1

 「徳之島子宝空港」を飛び立ったと思うと、直ぐに「沖永良部ゆりの島空港」に到着。


 沖永良部島は東西に長く、幅の狭い和泊(わどまり)町と幅が広く島内で一番高い標高240m大山がある知名町の二つの町から成ります。

 沖永良部島は高い山が無いためか喜界島、与論島と同じようにハブはいません。

 どの島も本土の電車の駅のように、港の有るところに街があります。島によっては東シナ海側と太平洋側に港があり、海が荒れたら反対側の港を使う工夫をしています。


 東の端の「沖永良部ゆりの島空港」から近い和泊町の国頭(くにがみ)小学校の「日本一のガジュマル」を訪問しました。 1898年に同校の第一回卒業生たちにより植樹され、樹齢は120年を超えています。

 校庭の中にあり普通に小学生が使っていますが、今日は日曜日なので静かな運動場でした。

 



 普通に木の根元まで入れます。木のためにはどうかと思うのですが、ガジュマルはコンクリートを破壊し、家も壊していくほどの強い木で、今のところ大丈夫のようです。


 同じ校庭内にある、この学校の卒業生名島中冶氏の寄付で作られた「島の幸せ」の像です。 

 嘗てはこの辺りは非常に貧しい地区で、この像のように塩田でなく極普通に海水を汲んで塩を作り生活費を得ていたそうです。

 その後農作物の技術革新など努力が実り、島でも一番の高収入の村になりました。



 今日宿泊する知名町側にある「おきえらぶフローラルホテル」で昼食。

 この島では病院を除き唯一のエレベーターがあるホテルです。天皇陛下もお泊まりに成られたそうです。

 宿泊した部屋はともかく古くて、狭くて建て付けも悪く、個人的には低評価でした。



 昼食ですが名物蕎麦と、何も入っていない塩おにぎりだけ。

 旅行会社の旅行計画も、このホテルもますます低評価です。総勢8人だったツアーの人たちとの会話で、
 「旅行代金の多くが飛行機代に使われている感じ!」とか

 そういえば島の人たちから
 「こんな近距離の島々を飛行機ばっかりとは、なんて贅沢な旅行!」
と言われました。

 今回の旅行はとにかく有名な所は全て行く、移動は殆ど飛行機で時間短縮でした。

 同じような綺麗な浜を見過ぎて、途中から何処がどこだか解らなくなりました。

 ガイドさんも
 「訪問地ではまず案内板の写真を撮るように、そうしないと景色が似ているのでどこだか解らなくなります。」
 と注意がありました。

 Blog書くにも大変です。



2022年5月21日(土)13:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理


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