Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



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漢陽陵博物館

 西安市渭水の北側の咸陽原にあります。空港の近くなので敦煌に行く前に寄りました。
 
 漢陽陵博物館は広大な敷地の中に、前漢の第4代皇帝、景帝(在位:紀元前156~141)の陵墓とそこからの出土品が展示されています。

 博物館自体も地下に造られていて、地下の陵墓をそのまま見学できるようになっています。この兵馬俑は実物より小型化されており、その他沢山の副葬品がありました。死後の宗教観の違いが感じられます。

 廊下の床がガラス張りで、発掘されたままの状態を見れます。

 兵も動物も鋳型から作られていて、同じ形です。



 兵は彩色されており、当時の姿が再現されています。平和な時期だったためか、穏やかな姿です。


 発掘場所を横から見れる作りになっています。馬、ブタ、羊、牛など実物より小型で象徴化されています。


 漢の時代の女性の服装です。

 日本の着物に似ています。



 同じく男性の像です。

 秦の兵馬俑は陵の端っこの発掘なので、副葬品が乏しく、この陵は俑のほか沢山の物が発掘されています。




 さあこれから 敦煌に向かいます。



2019年11月8日(金)11:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

西安の城壁

 西安は漢代に長安と命名され、前漢、北周、隋などの首都でした。唐代には首都として人口100万人の世界最大の都市に成長しました。

 唐代の長安は周辺諸民族が都城建設の模範とし、日本でも平城京や平安京は長安を模して作られました。日本では外敵が無く、朱雀門などは作られましたが城壁は作られませんでした。

 長安の城壁は 周囲13.7Km、高さ12m、旧都長安の都を守っており、現在ある城壁は唐の時代から明の時代に築かれました。東西南北4つの問があり、今回は西の門の安定門へ行きました。

 ぐるっと回るに13.7Kmでは徒歩ではとてもじゃないので、自転車の貸し出しがあります。



 城壁の上から見ると、城内の景色が一望です。メインの大通りは幅が100mもあります。

 当時の弓矢の到達距離は75mほどで、有効射程距離は50mでした。皇帝がパレードする時矢が届かない距離にしたのです。

 



 城壁の上の道幅も10mあり、当時は馬で巡回していました。


 門とは別に写真で見える櫓があります。高さがあり、まるで高速道路のようです。


 門の中でも西門はシルクロードの出発門でもあり、西からの商人の到着門でもありました。

 どれもこれも日本などとは桁違いの大きさです。遣隋使、遣唐使も私たちと同じように感銘を受け、日本に帰りこのような都を作りたくなったのでしょう。



 夕食の続きにナイトショーがありました。きらびやかですが、踊りの振りが日本人には同じように見えて今一つの評価でした。

 ホテルに帰ると寝不足であっという間に熟睡です。



2019年11月7日(木)16:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

大雁塔

 史記の項羽本紀に、項羽が咸陽に入り、秦王子嬰を殺害し、秦の宮室は焼き払われ、3か月間にわたって火が消えなかったとあります。この話は最近疑問が持たれています。

 司馬遷は項羽のファンだったので、項羽を本紀に入れています。なので阿房宮の話は正確さを欠くのかもと思います。

 当時の長安の都は渭水に近い阿房宮や始皇帝陵より、南に造られました。現在の西安はほぼ長安の都の場所です。

 西安に戻り、一番の名所大雁塔(だいがんとう)に行きました。 652年に唐の高僧玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典や仏像などを保存するために、高宗に申し出て建立した塔です。

 高さは7層64mで現在は、西安市の東南郊外にある大慈恩寺の境内に建っています。

 701年に建て替えられたそうです。最上層まで登ることが可能で、登りたい人は申し出るのですが、今回昨夜遅くホテルに到着し、兵馬俑の予約のため早起きし、みんな疲れていたので誰も登りませんでした。

 やっぱりこの旅行の、飛行機の便の悪さが一因です。

 塔はやや左に傾いています。これはカメラの所為ではなく、近年地下水を汲み上げしすぎたため地盤沈下の所為です。古都のイメージのある西安は、人口が1000万人もあり、雨が少ないので水不足になりがちなのが原因です。寺社仏閣以外に古都のイメージは希薄でした。

 習近平国家主席の出身地なので、今後さらに近代化しそうです。



 玄奘三蔵の銅像が建ち、背景に大雁塔が見えます。みんなが写真を撮る所で、混みあっていました。

 玄奘三蔵の旅の苦労はよく知られていることですが、とにかく大変な旅でした。インドでの5年学び16年後に長安に戻りました。

 玄奘は仏舎利150粒、仏像8体、経典520夾657部を唐に持ち帰り、サンスクリット語を漢字で書いてきたので、はじめは弘福寺、のちには大慈恩寺で経典の翻訳をしました。



2019年11月7日(木)12:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

西安兵馬俑

 昨夜は夜中にホテル到着なのに、兵馬俑の予約の関係で朝早く出発しました。

 兵馬俑は古代中国秦の時代に死者を埋葬する際に副葬された俑のうち、兵士及び馬をかたどったものです。

 一番初めに建てられた1号館に、よく知られている俑が並べられていました。土に埋めるようにするため、溝を作りその中に並べ、上に木材ヲ渡し敷物を天井にして土を掛けたそうです。そのため溝に沿って並べられていたそうです。

 大変な数ですが、これも始皇帝陵のほんの一部のようです。このように保たれたのは始皇帝は神のような存在で、祟りを恐れ墓荒らしが少なかったのが幸いしたのだそうです。



 これは司令部の兵馬俑で新しい館にあります。1号館の歩兵の服装に比べ位が高い装備が目立ちます。


 2号坑の東部で出土し、武器として弓を所持していた。跪射俑は左膝を曲げて立て、右膝を地につけた形状が特徴的でです。

 この跪射俑は多くの俑の中で、最も完全な形で発掘された俑の一つで有名な俑です。

 兵士一人一人の顔、背丈、服装も違い、実際の兵士をモデルに造りました。全て彩色されていましたが、時代変化と掘り出すとすぐに酸化して色あせたので、最近は色を保つように工夫しています。



 この辺りはザクロと柿が名産なので、売店でザクロのジュースを売っていました。一杯作るのに沢山のザクロの実を入れて潰して漉すだけです。何も他に入れないのに甘すぎるほどで、とても美味しいジュースです。

 みんなが美味しいというので20元の大きい方を買いました。



 一番新しい美術館のような建物に行きました。復元されたり再現された馬車などが展示されていて、当時の状態が解ります。

 規模に圧倒されましたが、発掘されてた兵馬俑は極一部で、始皇帝の陵に近づけばもっと精密で豪華なものが出るのではと期待されています。

 写真や映像で見ることは出来ますが、実際に見ると規模の大きさを感じます。凄いの一言に尽きます。

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2019年11月7日(木)09:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

いざ! 西安・敦煌へ

 富士山静岡空港から西安へ直行便が出来ました。今回西安・敦煌5「日間の旅行に参加しました。

 空港は自宅から車で30~40分もあれば行かれるので、とても便利です。駐車場は有料化の話もありますが、今のところ無料です。

 とても広い駐車場のため、帰りに探すことの無いように写真を撮っておきました。(笑)



 空港は便利なのですが、西安行の便は19:45分発で、西安到着は現地時間23:30です。ホテル到着は深夜1:00です。

 帰りも西安を14:10ですので、やや時間が中途半端です。

 深夜のホテルは寒々しい感じでした。部屋は広いのですが、エアコンの調子が悪く少し減点気味でした。



 翌朝ホテルはまあまあ立派で、とても大きなホテルでした。朝食は中華が多く普通でした。


 ロビーはギンギンギラギラで豪華な感じです。(笑)


 中国ではGoogle、Facebook、LINEなどは全く使えません。

 中国に行くときはいつもこのSIMカードを使っています。 このSIMカードで中国本土31省と香港、マカオにて高速通信4G 一部の地域で3Gデータ通信が容量5GB(ギガバイト)利用できます。 開通後8日間利用できるので、中国、香港、マカオ渡航スケジュールに対応する手軽なプリペイドSIMカードです。

 amazonで940円です。日頃利用しているIP電話やLINE、FacebookなどのSNS、インターネット検索も何ら制限なく利用が可能です。

 SIM Freeスマートフォン、タブレット、WiFiルーターにて利用可能です。 テザリング利用も可能です。


 今回の旅行の中にレンタルWiFiルーターを持って来た方がいました。2種類あってGoogle、Facebook、LINEなどが使えるルーターはやや高くて一日1000円位だそうです。ただ自動翻訳機も無料でついてきたそうです。

 中国では簡単な英語も殆ど通じなくて、便利そうでした。
 
 Googleマップが使えると、バスの中、街中で現在地が解るのと、店舗の情報も出るので安心です。



2019年11月6日(水)23:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

トースト スチーマー

 TVで紹介されていたので、ちょっと買ってみました。トーストを焼くときに、水で濡らしたセラミックを一緒に入れると蒸気でフワフワになるという製品です。

 水分が出るからそれなりの効果があります。



 






 明日から中国「西安」に出かけます。Blog への投稿は帰ってきてからになりそうです。


2019年11月5日(火)17:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

近大、ウナギ完全養殖に挑戦・人工ふ化成功

 絶滅種として保護が必要だった日本ウナギを、人工ふ化させることに成功したそうです。もう間もなくウナギは食べられなくなると信じていましたが、大変な朗報です。

 現在ウナギの稚魚であるシラスウナギはとんでもない値段になっています。完全養殖が出来るように成れば高級なうな重も一気に安くなりそうです。

 ウナギの生態はまだまだ分からないことが多く、特に産卵場所などは多くの謎に包まれていました。

 これほど素晴らしい研究は有りません。以前から色々試みられていましたが、コストも問題でした。今後コストが下がることを望みます。



2019年11月4日(月)22:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

ささま国際陶芸祭

 大井川鐡道の川根温泉笹間渡から、東に向かうと笹間があります。山深い所で時々車がすれ違えないような道です。

 11月1日から4日まで「ささま国際陶芸祭」が開催されています。1~2日は有料の学会のようで、3~4日は一般客用の催しでした。



 もみ殻を使って焼成していました。古代の野焼きに近い方法だそうです。作品も現代的でシャモットを使って、部分的に焼けない所を作る作品でした。

 今回の展示の中でも、最も前衛的で力のある作品のように思いました。作者の方ともお話しできました。



 とてもお若い陶芸家ですが、白磁の透かし作りの作品でした。とても丁寧な作りで感心しました。

 真空土練機の話などをしました。



 店舗は沢山出ていました。今回外国の方の店も多く、作品にバラエティーがありました。

 午後だったせいか、それほどの人出ではありませんでした。



 素焼きの皿などに、お客さんが絵を描きた物を、七輪のような窯で炭を使って焼成します。

 ドライヤーで送風し、その場で短時間で焼成していました。

 言ってみれば上絵付のような感じです。

 
 00陶芸祭りなどによく行きますが。当然同じような物が多くなります。特に備前祭りなどはほぼ全て備前焼きです。

 今回は外国からの陶芸家の作品が多くて、色とりどりでとても面白く見られました。



2019年11月3日(日)20:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理

大道芸ワールドカップin静岡

 土曜日とあって大変な人出でした。いろんな大道芸が行われていましたが、人が多くてなかなか良い写真が撮れませんでした。

 道中にピエロの方が沢山出ていて、今回はピエロの写真を撮りました。



 カメラを向けたら、右のピエロの方がポーズを取ってくれました。

 とても素敵な感じになりました。



 迷子案内所のピエロの方々です。迷子のお世話していて母親が現れたようでした。


 マリオネットを使うピエロの方と、相方のピエロの方。


 シャンソンを歌う大道芸人の方です。カウンターテナーのような声でした。凄い声量で、多分男性だと思いました。


2019年11月2日(土)20:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

インフルエンザワクチン

 今年は少しづつインフルエンザ感染が報告されているようなので、施設でも早めからワクチンを開始しています。

 そんなわけで今日ワクチンを受けました。注射は苦手で決心が大変でした。

 終わってみれば打ってよかったと思っています(笑)。


 今までインフルエンザに罹ったことない人でも、実は感染していて発病しないだけの人もいます。そんな人は他人には感染させているので、打っておいた方が無難です。



2019年11月1日(金)21:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 仕事の話 | 管理


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