Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



2005年9月を表示

選挙速報

    昼間は仕事があって、出かけられず。夜は遅くまで選挙速報に見入った。

    いろんな意見が出ていて面白かったが、とくに面白かったのは、恋人にするなら「小泉さん、結婚するなら岡田さん。」
二大政党も良いけど、アメリカでは顔で投票する人が多いから、美容整形して選挙に臨むとか、・・・

    選挙戦術について、いろんな分析もあったが、ある批評家が言った。「選挙戦術もあるけど、やっぱり国民が行政改革を望んだんだ!」この一言で皆が一瞬黙った。



2005年9月11日(日)23:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

旧研究室の集まり

今日は夕方から昔の教室の集まりがあった。
皆元気で活躍していて、いろんな話で盛り上がった。
その中の一人にヨットをやっている人が居て、最近ではとても有名になりました。
以前に乗せてもらったことがあるのだけど、素晴らしい船でした。

今度新艇にするそうです。その額一億円。う~~~ん。。(o_ _)oバタ
そのサイトを紹介します。

Bengal の サイト



2005年9月10日(土)23:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

テオ・アンゲロプロス監督の映画観た所為か

このところテオ・アンゲロプロス監督の映画観た所為か、子どものしぐさに敏感になった。

今日ペロペロキャンデー(枝付の飴)をなめている子供が、飽きたらしくお母さんに渡していた。お母さんはその飴を仕方ないので、口にくわえた。すぐにまた子供が欲しくなって、お母さんからその飴を返してもらい、また口にくわえた。つい「私も欲しいな~~」と冗談を言ったら、ビックリしたような大きな目で、睨まれた。ほほえましい光景だった。

ふと以前読んだ「いい話」を思い出した。確かロンドンに留学した方のエッセイです。

夕方ロンドンのある駅で電車を待っていると、質素な身なりの、三人連れの親子が向かいのホームに現れた。ベンチに座ると、お母さんが鞄からひとつのりんごを取り出して、子どもに与えると子どもは一口かじり、次にお父さんが一口かじり、お母さんが一口かじる、また子どもが一口かじる・・・豊でなくても、とても幸せそうで、涙が出たと言う話。



2005年9月9日(金)23:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

チャングムの誓い 第47話「口封じ」

それにしても何と言う展開、ビックリしました。遺書どころかチョン・ユンス医局長自身が現れるなんて、さすがのチョンホと、チャングムでしたね!これですべて解決でしょう。

チラッと観た来週の予告では、オギョモ右議政、チェ・パンスル、チェ女官長などすべて粛清されそうですね。長かった物語もやっと大団円に近づいてきた感があります。宮中と言う特殊世界の中で、次から次へと陰謀策略が、飛び交う様は目まぐるしいほどでした。

今日のチェ女官長が、チャングムの母であるミョンイの墓の前で詫びるシーン、さらにクミョンに決意を迫るシーンは印象的でした。やはり子供の頃から同僚として、料理の修業に励んだ仲間の意識と、権力拡大のため邪魔者を次々と葬り去った心境を語った科白は、まったく嘘でもないような気がしました。悪役ではありますが、名演技で無くてはならない存在です。
チャングムとクミョン、ヨンセンとヨンノもまた、敵味方であっても、一緒に修行した仲間意識がこの物語を、リアルなものにしています。



2005年9月8日(木)23:58 | トラックバック(1) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

陶芸のお便り

今日陶芸についてのお便りを頂きました。嬉しくなって、あれやこれやと沢山書いたお返事をしました。

----- Original Message -----
   茶碗などの足の部分を糸底「いとじり」と言うのですね。
私も陶芸が好きで、茶碗や湯飲みを作ったことがあったのですが、先日始めて知りました。
新しいことを知って嬉しかったので、陶芸好きの方に伝えたくなってしまいました。

   九州は伊万里焼、有田焼等有名ですが、私はもう少し素朴な感じが好みです。(薩摩焼は陶器らしい感じの物が多いように思います。)
もちろん、あの鮮やかな色使いや、繊細かつ精密な柄も素敵ですが。
有田陶器市は有名ですが、陶器?磁器ではなかろうか?なんてちょっと思っちゃいました。
磁器も陶器の一部なんですかね…。

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Re.
  「糸尻」という言葉のほかに、「糸底」とも言います。これはロクロで作る際、最後に一番下を糸で切るからです。他にたたみに着くことから、畳みつきとも言われます。

   お茶の世界では、この糸の模様を、珍重したりします。特に「お茶入れ」では通常底は、碁笥底(ごけそこ 囲碁の石を入れる、器)と言って、切りっぱなしで、糸の切り口が渦巻き状になっていることが、決まりです。

   糸底はその部分を高台とも言って、お茶の世界ではとても重要な景色です。わざと中心をずらしたり、柿のへたの様にしたりします。形によって沢山の名前があります。

   陶器と磁器は別のものです。と言うか両方とも焼き物ですが、簡単に言うと、陶器は古い焼き物で、焼成温度も(1250度)土が原料です。磁器はどちらかと言うと新しい焼き物で、焼成温度も高く(1300度)で石の粉から作ると言ってもいいでしょう。叩いて金属的な音がすれば磁器、低音ですと、陶器です。

    九州ですと、唐津焼は陶器です。
大分県の小鹿田(おんた)焼きはご存知でしょうか?これも陶器です。
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----- Original Message -----
   お返事をありがとうございます。
返信いただけて感激しました。

   さすが、すばらしい知識ですね。
たくさんの呼び方があるのですね。
高台の無い器の底のざらざらした感触や景色は、さざ波や、風紋の様で美しいですね。
わざとずらすのは、難しそうですね。(だから珍重されるのですよね…)
繊細なのも素敵ですが、茶碗の高台の中に削った跡が渦巻き状に残っている姿も、未完成の美と言うか、荒々しいような、かわいらしいような感じがして好みです。
   久しぶりに器について考えました。
意識して見ると、どの器もかわいらしく見えてきますね。
食器棚の奥に眠っている器もたまには出してあげなくては…という気持ちになります。

   唐津焼は見たことがありますが、小鹿田焼きは知りませんでした。
チャンスを作って観に行ってみます!

   教えてくださってありがとうございます。
楽しみが増えました。
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Re.
    碁笥高台はロクロを廻しながら、糸を引いて切るので、自然に偏ったさざ波のようになります。わざとずらすのではありません。

    高台を偏って削ることもあります。それは「三日月高台」あるいは「片薄高台」と言われます。代表的なものとして、高台の途中に節があるものは、「竹の節高台」、 真ん中が盛り上がったのを「兜巾(ときん)高台」十字に割れたようなものを、「割高台」と言います。お茶の世界では高台は重要な景色とされているようです。

    唐津はとても良い所と聞いております。また小鹿田は山深い谷間の集落だそうで、10軒の窯元が江戸時代から続いているそうです。一子相伝とか言って、増えもしなければ減りもしないシステムで、10軒の窯元を守っているそうです。県隣の、小石原(福岡県)も良い所と聞いています。どちらも民芸風で、陶器です。「飛び鉋(かんな)」と言う手法で、器に飛び飛びの鉋の模様が特徴です。一度は行って見たいと思っているのですが・・・

    唐津焼をごらんになったことがあるそうで、私が作った唐津風?茶碗の写真を送ります。
写真手前は萩焼き、奥が唐津焼きのつもりです。

    私はお茶を致しませんが、お茶の世界では、一楽、二萩、三唐津と言います。



2005年9月7日(水)23:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理

「永遠と一日」

「永遠と一日」
1998/ギリシャ=フランス=イタリア
監督:テオ・アンゲロプロス
主演 ブルーノ・ガンツ

   先日に引き続いて、テオ・アンゲロプロスの作品を観ました。じつは「ユリシーズの瞳」も、観かけたのですが、疲れていて途中で寝てしまいました。今回の作品は割りと解り易く、良い作品でした。

  物語は、北ギリシャの港町テサロニキの詩人で作家のアレクサンドレは、 不治の病に犯され、 もう余命が長くないことを自覚していました。
3年前に、 楽しかったけれど、それほど大事にもしなかった妻を失います。娘夫婦とはまったく上手くいかず、入院することになって、彼の愛犬さえ預かれないと言います。彼の思い入れの強い家も、娘夫婦は売ることにしたと言い出す始末です。


 彼は入院する前日に、 最後の旅に出ようと車を走らせた。その途上、 アルバニア系の難民の少年と出会い、 国境まで連れていこうとします。しかし、少年はこの老人に親しみを持ち、アレクサンドレから離れようとしない。さらに国境まで行くと、恐ろしい雰囲気と、少年からアルバニアの地雷原を歩いた話などを聞かされ、国に帰すことを諦めます。
    少年はさらに群れを成して、遠くの国に行くといいます。密入国者である少年達へのさまざまな迫害、そして少年の友人の死、それらは少年ではあるけれど、これからの厳しい旅を暗示しています。
     こんな奇妙な二人の一日が淡々と流れます。娘に託そうとした、妻の手紙の中の一通がアレクサンドレに妻と過ごした夏の日の一日を思い出させ、追憶の部分が、少年と過ごす現実の中で、時折幻想的に現れ、妻に対する愛に気づいたりします。
やがて別れの時、少年も、老人もこれからの先行きに対して、恐怖を確かめあいます。しかし少年はさらに前に進もうとし、外国に向かいます。そして老人も吹っ切れたように・・・

      やや長すぎる映画ですが、映像の美しさ、ロングショットの見事さは格別でした。
この映画でも国境問題、難民問題もひとつのテーマにはなっていますが、死を覚悟している老人と、これから厳しい旅をする少年の、老い、生きることの意味などを考えさせられる、とても良い作品でした。



2005年9月6日(火)23:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

面白いCM

今日雑誌を観てたら、面白いCMの写真が出てたので、写真を撮ってみた。
のどかで、笑える・・・



2005年9月5日(月)22:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

阪神が勝って、中日が負けて

    今日は午後から選挙事務所を訪問した。立候補者自身は選挙カーで回っているとの事。案外静かで推薦状が壁いっぱいに貼ってあった。

    夜行きつけの寿司屋に寄ったら、ご飯が無いと・・・仕方ないので一杯飲んで、肴を食べていると、知り合いが来て、飲みに行く事になった。飲みに行くとさらに知り合いが居て、遅くまで歌ったり飲んだりしました。さすがに日曜日の夜とあって、お店はガラガラでした。我々だけが騒いでいた雰囲気。雨の中を遅く帰宅・・・

    阪神が勝って、中日が負けて、ほっとした日でした。



2005年9月4日(日)23:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

「霧の中の風景」

「霧の中の風景」 1988年 (ギリシャ)
監督/テオ・アンゲロプロス 
出演/ミカリス・ゼーケ(アレクサンドロス)
   タニア・パライオログウ(ヴーラ)

変わった映画です。映像的にはショックを受けました。
クローズアップの少ない映像が淡々と続きます。空はいつも曇り空、詩的な映像が素晴らしい。

    物語は姉弟の父親探しの「旅物語」です。奇妙なのは始めからドイツにいると言う父親の存在が無いということです。この姉弟は私生児で、本人たちも父親は居ないと知っているのだが、居心地の悪い母親の元から、家出して、ドイツに居るという父親に会いに、本当に会えるという当ても無い旅をします。

     旅の中で、二人は実にいろんなことに遭遇します。弟のアレクサンドルは動作も実に子供っぽく、見事に描写されていました。「おなかが空いた」とお金が無いのにレストランの店主に訴えるシーンは、特に印象的でした。姉のヴーラはヒッチハイクしたトラックの運転手に暴行を受けたりします。そのシーンも淡々と描かれます。観ていて耐え難いシーンですが、お構いなく物語は進みます。バイクの青年に恋をしたり、危うく売春しそうになったりします。どうにかこうにか、ドイツにたどり着き、最後は絵のような、霧の中で一本の木が生えている風景で、聖書の言葉と共にラストとなります。

    旅芸人の一座との出会い、そしてその一座の解散、死にそうな馬や、海から巨大な手の彫刻が出てくるシーンは何の説明も無く、象徴的に表現されています。説明がまったく無いので、実際には何のことかわかりません。社会主義の瓦解を表しているのでしょうか?国境の問題も大きなテーマのようです。この辺はヨーロッパの国境問題、ベルリンの壁崩壊の前のことですので、そういったことに対する実感が無い日本人には、理解は出来ても、共感が得にくいところです。

    皆が喜ぶような、興行的に成功することを第一義に考えたアメリカ映画とは、まったく対極にある作品です。とにかく映像の美しさは群を抜いています。子供たちの描写も素晴らしい。ただもう少し解りやすくしないと、観ているほうは大変!



2005年9月3日(土)23:34 | トラックバック(1) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

ピアノの話

私の周りにはピアノが弾ける方が結構います。

ある一人は、ずいぶんお歳の方ですが、クラブで、ピアノを独り占めするくらい弾き続けます。それも演歌ばっかり!ほかの席のお客さんが歌うときも、ピアノ伴奏をします。 こちらが適当に歌っても、知らない曲でも1番を歌えば2番からそれなりの伴奏をつけられます。クラブに飲みに行くとスターです。後で知ったのですが、音楽一家に生まれて、子供の頃いやいやピアノを習わされたのだそうです。ちなみにクラシックは大嫌いのようです。

もう一人は、音大受験崩れで、まったく違った方面の教授になった方。彼は若き頃クラブでピアノの演奏のアルバイトしていました。ピアノがあるクラブでは演奏は30分くらい演奏すると、1時間くらい休みとなるのが普通です。すると彼はお店に人に一寸弾いてもいいですかと尋ねてから、素晴らしい演奏をします。お店の専属のピアニストも感心しきりです。よほどの自信が無いとなかなか出来る技ではありません。もちろんクラシックから演歌まで何でも弾きます。とても便利なお友達でしたが、偉くなって、現在はそうも行きません。

最後の方は、これはプロの方です。芸大の声楽科を出られたプロです。コーラスの指導に来ていただいていました。練習が終わると、その先生がピアノを弾いて、みんなでカラオケごっこのように、独唱会とか言って、かなり出鱈目に勝手に歌ったりしていました。先生の方も、面白半分で適当に、「その声でもう少し優しく女性の耳もとでささやく様に?」とか「今の歌い方ならたいていの女性はころっと・・・」とか冗談ばっかりの指導をされました。「先生これ弾いて」と勝手に楽譜を見せると、どんな曲でも楽譜見た瞬間に完璧に弾かれました。キーが合わないとたちどころに移調されます。黒鍵ばかりになってもいつも完璧な伴奏でした。

凄いのはこれではありません!先生が、「私はピアノは駄目だから」とおっしゃったことです。あんなに弾けるのにと思うのですが、先生のピアノはプロとして駄目だと言う意味でした。プロと言うものは、お金を払ってでも聴きたいという音楽を聞かせることらしい。先生はもちろん声楽の方はお金が取れます。
素人なら上手にさえ引ければ「お上手、お上手・・」となるのでしょうが、果たしてお金を払ってまで聴きに行くかとなるとね~~。プロとアマチュアの差を感じました。

   私の歌?
     もちろんアマチュアですから、人前では歌えません!なのになぜかカラオケは歌います。きっと誰も聴いてないからですね。それによく考えると、クラブやスナックでは歌う方がお金を払っています。



2005年9月2日(金)23:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

チャングムの誓い 第46話「医局長の遺言」

 チャングムの素晴らしい診断で、内医院(ネイウォン)の皆が感心し、やっとこの所のごたごたが片付いて、ほっとしました。王様の病気が、ベーチェットと、砒素による薬物中毒とは、たぶん現代でもなかなかわかりません。

 医局長の立場は、やはり医療に携わる人として、最後は厳しい立場を貫きました。単なる悪役でなくて、見事な人物設定でしたね。

 チャングムが昔のスラッカンの女官に戻って、クミョンと対峙するところは、感動的でした。一緒に料理の修業をした者どうしの、気持ちのつながりと、敵対関係の立場にある二人。迫るものがありました。

   クミョンの権力争いと、チョンホに対する気持ち、結婚することが許されない女官の悲しい立場。チェ女官長の権力への執着、苦々しげな表情。この二人が、物語を奥行きのあるものにしています。

    王様の微妙な立場も、垣間見え、宮中内の勢力争いはますますエスカレートし、次から次へと話が進みました。
    これから少しずつ、チャングム側の攻勢が始まって、楽しみな展開になりそうです。



2005年9月1日(木)23:50 | トラックバック(4) | コメント(2) | 映画  ドラマ TV | 管理


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