Cat Schroedinger の 部屋
 
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2022年12月24日を表示

決算!忠臣蔵

 旅行に行っていたので、書くのが遅れました。
 
「決算!忠臣蔵」

監督:中村義洋

出演者:
 堤真一(大石内蔵助)、岡村隆史(矢頭長助)、濱田岳(大高源五)、横山裕(不破数右衛門)、荒川良々(堀部安兵衛)、妻夫木聡(菅谷半之丞)、大地康雄(奥野将監)、西村まさ彦(吉田忠左衛門)、木村祐一(原惣右衛門)、小松利昌(貝賀弥左衛門)、沖田裕樹(三村二郎左衛門)、橋本良亮(武林唯七)、寺脇康文(間瀬久太夫)、鈴木福(大石主税)、千葉雄大(磯田武太夫)、鈴鹿央士(矢頭右衛門七)、上島竜兵(早川惣介)、堀部圭亮(長次)、山口良一(井上団右衛門)、桂文珍(祐海和尚)、村上ショージ(前田屋茂兵衛)、板尾創路(戸田権左衛門)、滝藤賢一(戸田采女正)、笹野高史(落合与左衛門)、竹内結子(大石璃玖)、西川きよし(大野九郎兵衛)、石原さとみ(瑤泉院)、阿部サダヲ(浅野内匠頭)ほか

作品:
 大石内蔵助が残した決算書を元に、赤穂浪士の吉良邸討ち入りを金銭面から描いた東京大学史料編纂所教授・山本博文の『「忠臣蔵」の決算書』を映画化したコメディ時代劇

感想:
 コメディーですが、内容はかなり史実に基づいていました。
 
 大石内蔵助は瑤泉院の化粧料691両の収支を書き留めていました。

 「金銀請払帳」は詳細に記載されていて、これがこの映画の元になりました。

 赤穂藩は裕福でこの映画のようにお金にはそれ程困りませんでしたが、だんだん大変になったようです。7両ほど大石が自分のお金を立て替えています。

 忠臣蔵に詳しい人が観ても納得できる話で、とても面白い映画でした。



 東京大学史料編纂所教授・山本博文は忠臣蔵の第一人者で、何冊か読んだことがあります。

 よく知られている大石内蔵助が南部坂(港区麻布4丁目)にあった瑤泉院(ようぜいいん)の屋敷を訪ね連判状を渡したという「南部坂の別れ」

 これは創作で、そもそも瑤泉院は赤坂今井町の三次(みよし)浅野邸にいました。
 
 大石内蔵助は瑤泉院には会いに行かないで手紙を送りました。この中に「金銀請払帳(きんぎんうけはらいちょう)」が有りました。これが瑤泉院から浅野大学に渡り、箱根神社に寄進されました。

 



2022年12月24日(土)13:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理


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