古今亭志ん朝 |
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| 文芸別冊のKAWADEムック「古今亭志ん朝」本人のエッセイ、インタビュー、等が盛りだくさんです。
ちょうどNHKでも志ん朝の特集がありました。
全体に褒める話ばかりで、少し物足りない感じはありました。やはり父親志ん生の重圧などは大変だったようです。
真打ちになってそれほど経っていない頃、何人も飛び越して真打ちになったのは親の七光りかとおもっていましたが、上野鈴本で「船徳」を聞いたときあまりにも素晴らしくて舌を巻きました。
船徳 https://youtu.be/iyM6o2JBqag
その後いろんな話を聞きましたが、やはり若旦那を演じるときが一番だと思っていました。もう少し歳を取って渋い芸になったらと思っていたのに早すぎる死でした。
本では褒める話が多いのですが、個人的に評価すると、高座の流れは、口上、マクラ、噺、サゲという構成になっていますが、志ん朝のマクラはつまらない物が多かったような気がします・
本人も父親の志ん生が食うや食わずの中で作り上げたマクラは、誰にも真似が出来ないと言っていました。
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2021年9月19日(日)13:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理
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