「ワクチン足りず、医療従事者用を回せ」国が高齢者接種の7月末完了で“脅し” |
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| AERAdot.編集部が入手した情報ですが、各自治体が混乱しているのはこんな事が起こっていたからでした。
菅義偉首相が目標に掲げた7月末までに高齢者接種が完了する予定と回答しましたが、ワクチンが足りず、接種券を配布された高齢者が自治体の窓口に殺到したり、電話回線がパンクしたりとの騒ぎが連日、全国各地で起こっています。
そもそもワクチンが足りないのに、大量に接種券を配布すれば混乱するに決まっています。当たり前ですが、ワクチンを確保した人数の接種券を配るべきです。
国から「市町村によっては5月10日の週にワクチンが納入されないことがあります。その対応策として<医療従事者向けに配送されたワクチンの一次的な融通等の検討と調整いただくなど、ワクチン接種が円滑かつ効率的に実施されるよう」という内々の通達が来ています。
明確な接種順序を決めるべきなのに、国が混乱を起こしています。医療従事者のワクチンも積極的に申し込まないと、介護施設も接種が遅れることを危惧していました。
我が施設は自治体もしっかりしていて、なんとか接種にこぎ着けました。
国はワクチン接種が順調にスタートした感を演出しようとしています。高齢者がワクチンを打てるようになったと、取り繕っているだけです。医療従事者用を融通してもほんの少人数の人が受けられるだけです。
7月までに終わらせ感を出したいのは、オリンピックに間に合わせたいから以外にありません。
自治体も陰では反発しているようです。結局無駄な会議が増えるばっかり。
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2021年5月14日(金)00:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 仕事の話 | 管理
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