Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



2020年7月1日を表示

「古勢起屋別館」の食事

 山の中なのであまり期待していませんでしたが、とても手の込んだ素晴らしい夕食でした。

 お品書きは
旬彩は
蓬(よもぎ)豆腐、えご刺し、沢蟹、枝豆、海老寿司、オクラの射込み、磯貝串、鴨肉のロースト。
洋菜は
桜鱒の地場野菜のカルパッチョ
椀物は
蟹爪のお吸い物
御造は
本鮪、鯛、牡丹海老、帆立、妻一式
蒸し物は
冬瓜饅頭
焼物は
鰈の青朴葉包み焼き
肉料理は
山形黒毛和牛のローストビーフ
御飯物は
尾花沢産 つや姫、山菜酒粕汁、地元野菜の漬物
デザートは
特製杏仁豆腐、季節のフルーツ



 本鮪、鯛、牡丹海老、帆立、妻一式はどれも新鮮で感心しました。


 蟹爪のお吸い物は器が女性好みですが、なかなかのセンスです。


 鰈の青朴葉包み焼きです。この時期の鰈の選択はグッとです。


 山形黒毛和牛のローストビーフは言うこと無しのおいしさでした。

 一番驚いたのが白いご飯のおいしさでした。尾花沢産 つや姫は最高の味で、別のテーブルからもご飯のおいしさを誉める声が聞こえました。

 素晴らしい温泉に浸かった後なので、更においしく感じたのかもしれません。(笑)

 自酒の飲み比べセットも良心的な値段で、宿泊料金から考えるととても割安な料理でした。



2020年7月1日(水)18:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

銀山温泉の夜景

 銀山温泉の旅館街の奥に、滝があります。道はそこで行き止まりとなります。名前の通り昔銀を採掘していました。

 銀山温泉はその労働者のための宿でした。



 宿泊した「古勢起屋別館」の4階の部屋からは、「永澤平八」と「能登谷旅館」が見えます。

 川を挟んで良い雰囲気です。



 同じアングルの夜景です。どの旅館も同じ色のライトが燈り、ガス灯も路を美しく照らします。


 昼間の通りがまた違って見える夜景です。少し手前には足湯もありました。


 宿泊した古勢起屋別館の正面ですが、照明が見事に統一されています。

 コロナの所為で道路を散策する人はまばらでした。雪景色の銀山温泉を見に来る外国人客が増える冬が、一番混雑するそうです。



 駅からのバスの運転手さんから聞いた話では、1シーズンに3mくらい降るそうです。雪解けは毎日で、雪解け機が少し大きな家だと、250万円くらいの値段だそうです。

 雪の国、山形県が過疎化していく厳しい現実に考えさせられました。



2020年7月1日(水)17:00 | トラックバック(0) | コメント(1) | 気紛れ写真 | 管理

銀山温泉

 東京駅を10:00発の「つばさ」に乗り、13:17「大石田駅」に到着、バスで30分ほどで銀山温泉に到着しました。

 山形新幹線はなんと単線です。ごく普通の軌道を走り踏切もあります。ただし軌道は狭軌ではなくて東北新幹線と同じ普通軌道です。東京駅から乗り換えなしで走っています。

 「大石田駅」は駅舎の上に観客席があり、駅前広場で催物があると見物できる設計になっていました。
 中に蕎麦屋があり帰りに食べましたが、なかなかおいしい蕎麦でした。この辺りは蕎麦が名産で、たくさんの名店があるそうです。



 以前から来たかった銀山温泉は実に鄙びたところで、大正ロマン漂う温泉宿がいくつか残っています。実際には洪水で崩壊し、昭和初期に建てられたものが多いそうです。

 入口にある「古山閣」は昔風の絵が飾られていて、まさに大正ロマンを彷彿とさせる佇まいでした。



 この辺りがメインの通りです。正面に見えるのが「永澤平八」です。その奥の塔のあるのが「能登谷旅館」です。正面の赤い橋が特徴的で千と千尋の神隠しのモデルになったのではと言われました。


 今回宿泊した「古勢起屋別館」です。木造建てで今回4階に泊まりました。

 コロナの関係で空いていました。客室はとても古くてなかなか良い感じでした。ただ川側の部屋にはトイレが無くて共同でした。(笑)

 個人的にはとても満足しました。



 「能登谷旅館」の近影です。なんとなく千と千尋の神隠し雰囲気もあります。

 実際のモデルは台湾の「九分」とかいろいろ説があるようです。

 通りがよく整備されていて、雰囲気を保つよう配慮されていました。



2020年7月1日(水)15:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理


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