Cat Schroedinger の 部屋
 
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2020年10月22日を表示

ジャパングレイスとピースボート

 ジャパングレイスから世界一周のパンフレットが届きました。

 ジャパングレイスは2020年4月に出航する104回クルーズが、コロナウイルスの影響によりピースボートクルーズが中止になってしまいました。それでキャンセル料の支払いが出来なくなり36回の分割3年で支払われることになりました。

 旅行代理店の業界団体である日本旅行業協会は、ジャパングレイスから報告を受け、客に対してきちんと対応するように指導したという。このトラブルの苦情は、協会の消費者相談室で受け付けています。

 さらに監督官庁の観光庁も、事態を問題視し、4月21日にジャパングレイスに対して行政指導を行いました。約款通りに対応することと、どうしてもできない場合は、「営業保証金制度」を活用して、供託している営業保証金から客に弁済をするように指導しています。ジャパングレイスは観光庁に「努力します」と答えたという。


 で今回のパンフレットについてピースボートと、ジャパングレイスに電話してみました。

 現在2021年4月、8月、12月、2022年4月、8月、12月の各旅行に申し込むと50%近くの割引です。ただしあまり認めたがりませんでしたが、詳しく聞くと中止になった場合、先のキャンセルと同様今回の代金も3年分割になる可能性があるとのことでした。

 世界的にクルーズも再開されそうな雰囲気もあり、来年12月ごろには大丈夫かもしれません。ただ4月、8月は厳しいかも知れません。再度中止になり12月まで持たないで倒産の可能性もあります。その場合「営業保証金制度」を使うことになるのですが、保証金は8000万円程度です。2020年4月に出航する104回クルーズだけでも預かり金は30億円ですから話になりません。

 それと振込は現金だけで、カードの使用を認めていません。全く保証のない形です。また今年5月頃締め切りの割引の申し込み募集がありましたが、今回10月末締め切りの割引申し込み募集をしています。比べると今回の方がさらに安いのも気になります。とにかく現金が欲しいだけのように見えます。

 倒産しないように分割は判りますが、30億円ものお金を中止したのだから、3年分割はいくら何でもと思います。

 それに2年も先の旅行まで50%割引で募集するのもおかしな話です。自転車操業は明らかですが、末期症状のようにも見えます。経営が苦しいと旅行内容がヒドイことになっても、船の中では逃げられません。(笑)

 多少料金が上がっても、旅行直前まで待った方が良いとの結論に至りました。



2020年10月22日(木)16:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理


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