Cat Schroedinger の 部屋
 
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ウナギとシラス

 お中元にウナギと、シラスを頂きました。どちらも静岡県ならではの物で喜んでいます。

 最近ウナギはとても高価になり、送る方も大変だな~と心配です。


 江戸時代は白米ばかり食べていたので、ビタミン不足になりがちで、脚気、夜盲症は江戸病といわれました。地方では麦を混ぜた米だったり、玄米食でしたので、脚気にはなりませんでした。

 ウナギはビタミンAが不足の夜盲症には、特効薬の食べ物でした。他の眼病には効果はなかったのですが、眼病といえばウナギと信じられていました。

 江戸庶民にとって、ウナギを食べて、駕籠(かご)に乗って、仲に繰り出すのが最高の贅沢でした。


 仲とは吉原のことで、大門口から仲町をはさんで,江戸町,揚屋町,角町,京町などがあったため、一般には「仲」と呼ばれました。現在台東区千束町の一部です。

 公式の遊郭はここだけでしたが、江戸四宿である千住宿、品川宿、板橋宿、内藤新宿には、幕府公認の飯盛女(私娼)が置かれ、岡場所と呼ばれていました。江戸の事実上の遊郭でした。



2019年7月3日(水)23:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理


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