Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



2019年6月2日を表示

高速道路の新規開通

 2020年オリンピックに備え、間に合いそうもない所もありますが、高速道路の新規開通が沢山あります。

 一番大きなものは、新東名の伊勢原北ICー御殿場IC間です。海老名南JCTから愛知県の豊田東JCT間の約253kmが全線開通となります。計画はあるようなのですが、海老名南JCTから東の都心部への区間は未定です。

 ここから東へは、従来の東名高速一本になります。日本一の渋滞箇所の大和トンネルから横浜町田IC間は付加車線の工事が行われています。わずか9kmですが、少しは良くなりそうです。

 東京へ入り他の高速道路に向かうには、圏央道が有効です。さらに環状8号線と並行して作られている外環道も、オリンピックには間に合いそうもありませんが、2020年には開通しそうです。完成すればかなり混雑が解消しそうです。外環道の東側は既に開通し、都内への流入がかなり改善しました。

 大和トンネルと同様に混雑のメッカ、中央高速の相模湖ICから八王子JCTも付加車線が作られています。焼け石に水の感もありますが、少しは解消しそうです。

 2020年には中部横断自動車道も東名、新東名の清水JCから双葉JCTまで開通し、中央高速に繋がります。

 中央自動車道の飯田山本ICから新東名の浜松いなさJCTに至る三遠南信道路は、中央構造線を横切るため困難を極めています。一度完成した草木トンネルはそれから先のトンネルの採掘を諦め、西側の青崩れトンネルを掘ることとなりました。
 現在浜松いなさJCTから鳳来峡ICまで開通しており、2019年3月2日東栄ICから佐久間川合ICが開通しました。鳳来峡ICから東栄IC間も難工事の第3トンネルが開通し、まもなく浜松いなさJCTから佐久間川合ICまで開通となりそうです。

 飯田市側もほぼ全線工事に入りました。問題の青崩れトンネルは2023年頃開通しそうな雰囲気です。
 一部分は従来からの道路を使用する予定ですが、一応の全線開通は2023年以後と思われます。
 
 2019年3月17日に開通した新四日市JCTから亀山西JCTは、四日市JCTから亀山JCTの渋滞を解消しました。さらに2022年には亀山西JCTー大津JCTが6車線化されます。
 2023年大津JCTから高槻JCT・ICまで開通すれば新名新は神戸JCTまで全線開通となります。

 これで神奈川県から静岡県、愛知県、滋賀県、三重県はかなり道路が充実します。京奈和道はやっと奈良県の工事が始まり、開通すれば京都から樫原、若山までがとても便利になります。この辺りは遺跡が多く、工事が大変そうです。

 岐阜県は東海北陸自動車道が4車線化され渋滞が解消しました。まだまだ途切れ途切れですが、東海環状自動車道が少しずつ作られています。北陸道の福井北ICから東海北陸道の白鳥IC、飛騨清見ICから高山を通り、安房峠道路を経て長野道までの中部縦貫道路は、ごく少しずつ工事が行われています。


 便利になるのは喜ばしいけれど、人口が減り始めているのにこんなに道路を作っても大丈夫かなと思ったりもします。しかし道路を作らないと、地方は益々過疎化してしまいます。難しい問題です。



2019年6月2日(日)23:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 車の話 | 管理


(1/1ページ)