冬至 |
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| 今日12月22日は冬至です。二十四節季の一つで昼間が一番短い日です。 誤差があるため22日だったり、21日だったりします。
江戸時代は日の出を明け六つ、日の入りを暮れ六つとする不定時法でした。図のように明け六つから、2時間ごとに五つ、四つとなり次は九つ、八つ、七つとなって暮れ六つになります。
計算方法は9x1=9で九つ、9x2=18から10の位を消して八つ、9x3=27から10の位を消して七つ 9x4=36から六つ、9x5=45五つ、9x6=54四つとなりました。
日の出から日の入りまでですから、夏至の一刻は約2,7時間、冬至の一刻は約1,3時間です。
一刻(春分、秋分では2時間)の半分1時間を半刻(はんとき)と言い、その半分(一刻の四分の一)30分を四半刻(しはんとき)と言いました。
面白いことに四半刻(30分)より少ない時間の概念は無かったようです。とてもゆったり暮らしていたようで、現代のように分単位、秒単位は全くありませんでした。
急ぐ時「一刻を争う一大事」とは2時間以内にという意味となります。
日が昇れば働き、日が落ちると寝るのは究極の省エネです。
現代の15分は、当時の人には一瞬のことのように思われていたようです。待ち合わせでも、30分程度の遅刻は定時の扱いだったようです。
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2019年12月22日(日)20:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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