Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



2018年8月14日を表示

桂林の夜 その2

 メインの通りの一等地に恐ろしい店を発見!

 たくさんの店員がユニホームで、マスクをしてトングを使ってとても清潔な串焼き店です。



 なんと扱っている素材が蜘蛛、ムカデ、サソリ等などです。

 さらに驚いたのは普通の女性でも注文して食べていました。

 中国の知り合いに言ったら、虫を食べるのは南の人たちで、北の人たちは全く食べないそうです。

 中国の奥深さを感じます。



 書道の道具やハンコを打っている小さな店がありました。店主が一生懸命水で書いて消える紙に字の練習をしていました。

 ここ桂林では珍しく、店主が英語ができるようで、何となく話しました。

 ちょっと書いてみろと筆を渡されたので、記憶していた漢詩を書いたらとても喜んでくれました。今の中国では使わない漢字で書きましたが、さすがにハンコ屋、私が書いた字よりさらに古い字で同じ漢詩を書きました。

 意気投合して沢山の漢詩を書いてくれました。見事な字で水に消えるのが惜しいねと言ったら、照れて笑っていました。



 ディープで面白い街でした。

 明日は早朝広州に向かい帰国です。



 街の雑踏がだんだん寂しく感じられ、深夜まで光り輝く街から落ち着いた照明のホテルに戻りました。


 単身参加の旅行の宿命かな?





 「おもしろうて やがて悲しき 鵜舟かな」


 ふと芭蕉の句が浮かびました。



2018年8月14日(火)23:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

桂林の夜

 3泊目4泊目は盛り場にあるホテルシェラトンだったので、4日目の朝はまともに摂れました。

 だけど5日目は早朝に発つので、残念ながらシェラトンのお弁当でした。1泊目2泊目のホテルは中国人向けのため、今回の設定はちょっと問題でした。豪華でなくても中華しかない朝食はその後昼、夜中華料理が続くので本当に閉口しました。

  両江四湖クルーズ乗り場の前にある「桂林漓江大瀑布飯店」 は5つ星のホテルですが、このホテルの出し物は建物の外を流れる滝です。漢字から日本風に読むと、桂林漓江大滝ホテルとなっています。

 ナイトクルーズを終わってこの滝を観ました。ものすごい量の水が建物の外を流れます。一目見ようとたくさんの観光客が集まります。

 このホテルの北裏側の通りにあるカフェに添乗員さんが連れて行ってくれました。

 珈琲店「上品Coffee (Shangpin Coffee)」は日本風の店で、アイスコーヒーがあります。水もミネラルウオーター、氷りもミネラルウオーターから作っています。月餅が美味しくて3日間連続で行きました。

 中国では水が悪いので生水は飲まないように言われていましたそれに中国は冷たいものを飲む習慣が無いため、氷を入れて飲む飲み物もありません。

 アイスコーヒーが好きな人にはお勧めの店です。



 シェラトンホテルの裏は歩行者天国になっていて、屋台の店も並び食べ物屋もたくさんあります。こんなすごい風景です。


 果物屋もたくさんあって、ヤシの実ジュースを頼んだら目の前でヤシ実の頭を切ってストローを刺して出来上がり。


 とてもいい味でしたがもう少し冷えていると最高出した。


2018年8月14日(火)20:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

龍背棚田

 旅行4日目観光最後の日です。

 今日は「龍背棚田」の訪問です。今日のモーニングは5星ホテルシェラトンなので、中華料理以外の食事をとることが出来て満足でした。

 1時間30分ほどで龍勝へ到着。ここからは道が細くなるためシャトルバスに乗り換えです。乗換所が凄い暑さで、もう見学前にぐったりです。

 たくさんの人でしたが、ここはとても広くてそれぞれ違うところに行くので、ついた場所は人もまばらなほどでした。

 



 棚田を見下ろす高台の広場に、「龍背梯田は天下の美景なり」と読むのでしょうか?中国では日本の棚田は梯田と書きます。

 石碑が建てられている外は何もない感じです。

 眼下にはとてつもなく広い棚田が広がっていました。



 とにかく見渡す限り棚田です。観光用に縞模様に黒い稲が植えられています。

 とても広いので普通のカメラでは写しきれません。

 
 昼食は見晴らしの良い昔の民家を改築したレストランで、龍勝の郷土料理でした。竹の筒に米、鶏肉、野菜などを詰めて焼き上げてあります。

 普通の間でご飯の感じでした。



 保存地区なので民家は木造の大きな家です。この地の庄屋の家を訪問しました。

 日本の古い大農家の家と似た感じでした。


 中国では大都会と、農村は以前大変な格差がありました。国はこの格差を狭めるため大変な努力をしています。

 まだまだ格差があり、若者は都会へ向かいます。政府は農地の放棄を認めていませんし、農地の売買も禁止しています。

 その結果農地を貸したり、荒れるがままになったりしています。

 中国の農家は政府からコンクリート、鉄骨などが支給され自分たちで家を作らせています。

 3階くらいまでの建物は、自宅なら建築確認も何も必要なくて勝手にどんどん作っています。

 ですから日本の田燃風景よりも、はるかに洋風の家が立ち並んでいます。自分たちで作るので、収入があると少しずつ作ります。だから工事中の家がたくさんあります。もともとの古い家を持っているので、のんびり作っているのです。

 もう何年かすると日本の田舎のような風景は、中国には無くなってしまうでしょう。



 今夜はオプションで少数民族相があるのですが、それはパスして、夜の桂林を散策することにしました。



 棚田の道を歩いていたら、地元の人が大きな瓶を持っていました。

 添乗員さんが駆け寄って話しかけると、「今ちょうどコブラを捕まえて、アルコール漬けにしたところだ」とのことです。

 「作ったばかりだけど一杯ご馳走するよ」

 不気味がる人もいましたが、何人かは一口づつ挑戦していました。

 



2018年8月14日(火)12:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理


(1/1ページ)